ページ | 元樹種 | 掲載樹種 | 掲載言葉 |
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216 | マツ | 松 | 長い長い松並木が眼のとどく限り続いて |
216 | 枝葉 | 枝葉 | ざわざわと枝葉を鳴らして居た |
218 | マツ | 松 | この松並木の月の色が |
218 | マツ | 松 | 長い長い松原の右の方には |
219 | 柱 | 柱 | 立って居る電信柱だけである |
219 | マツ | 松 | 左側の松原に並行して |
219 | マツ | 松 | ざあーッと云う松風の音の間から |
219 | マツ | 松 | 同じような松の縄手が |
220 | マツ | 松 | 松の葉の色さえ忘れて居たくらいなのだから |
220 | マツ | 松 | 松の葉と云うものが緑色であったことを |
220 | マツ | 松 | 黒い松の樹とを長い間 |
220 | マツ | 松 | 幾度か松並木の間に |
220 | マツ | 松 | 今通って来た松原も |
221 | マツ | 松 | 松並木の間から |
221 | 塩梅 | 塩梅 | 夜が明けかかるような塩梅に |
222 | 粗朶 | 粗朶 | 囲炉裏の傍で粗朶を焚いていて |
222 | マツ | 松 | ちょうど松並木のつきあたりに見えている |
222 | マツ | 松 | 向う側の大木の松の根本にまで |
223 | 薪 | 薪 | 二三本の薪がくべてあって |
226 | マツ | 松 | 大きな松の木の林が頂上まで |
226 | 木 | 木 | 私の周囲には木の下闇が |
226 | マツ | 松 | 鬱蒼とした松の枝に遮られて |
226 | マツ | 松 | この街道の松並木と同じような |
226 | マツ | 松 | 例の松風の音が颯々と聞こえている |
226 | マツ | 松 | さあッさあッと云う松風の音が |
227 | マツ | 松 | この松林の奥へまでも |
227 | マツ | 松 | ちょうど正面の松林が疎らになって |
227 | マツ | 松 | まだ松林は尽きないけれど |
227 | マツ | 松 | うっかりすると松林へ紛れ込んで |
228 | マツ | 松 | 青白い月が松の葉影をくっきりと |
228 | マツ | 松 | 先刻松林の奥から見えたのは |
228 | 林 | 林 | 殆ど不意に林の中から |
228 | 林 | 林 | この山陰の林の上にも押し寄せて |
228 | マツ | 松 | 見覚えのある枝振りの面白い磯馴松が |
230 | マツ | 松 | 自分もあの磯馴松や砂浜のように |
231 | マツ | 松 | 何本も先の磯馴松の奥の方からか |
231 | 根 | 根 | もう少しで松の根方を濡らしそうに |
231 | マツ | 松 | もう少しで松の根方を濡らしそうに |
231 | マツ | 松 | 今度は松の影を数えながら |
231 | 柱 | 柱 | 私はさっき電信柱を数えたように |
231 | マツ | 松 | 松は従であるかのように感ぜられる |
231 | マツ | 松 | 松は消えても |
231 | マツ | 松 | 鮮かな磯馴松の影が |
231 | マツ | 松 | 松と影とは根元のところで |
233 | マツ | 松 | 地上には私と松の影より外に |
234 | マツ | 松 | 路には磯馴松があって |