- サクラ 3箇所
- ヤナギ 2箇所
- プラタナス 2箇所
- ウメ 2箇所
- ミカン 1箇所
- マツ 1箇所
- ナツミカン 1箇所
- キリ 1箇所
谷崎潤一郎の小説「卍(まんじ)」に出てくる樹木や木製品
この小説の初出は1928年、文庫本におけるページ数は201ページ
ページ |
元樹種 |
掲載樹種 |
掲載言葉 |
9 |
塩梅 |
塩梅 |
そう云うような塩梅で主人との間は |
9 |
ヤナギ |
柳 |
それに楊柳観音の姿さしまして |
16 |
ヤナギ |
柳 |
この顔が果して楊柳観音の尊容に |
16 |
塩梅 |
塩梅 |
眼中にないような塩梅で |
40 |
キリ |
桐 |
窓の外の桐の花にふりそそぐ |
41 |
プラタナス |
プラタナス |
運動場のプラタナスの下に立っています |
43 |
花弁 |
花弁 |
下に大きな桜の花弁の端が |
57 |
プラタナス |
プラタナス |
運動場のプラタナスの蔭に待ってますと |
74 |
塩梅 |
塩梅 |
そんでそんならええ塩梅や |
75 |
サクラ |
桜 |
名高い桜あるついその近所なんでして |
75 |
サクラ |
桜 |
あそこに汐見桜云う |
76 |
マツ |
松 |
片ッぽ側が大きな松のたあんと |
82 |
塩梅 |
塩梅 |
ええあんばいにあんなり |
82 |
サクラ |
桜 |
台所へ桜ん坊のジェリー拵えてる時でした |
97 |
ミカン |
蜜柑 |
前の時蜜柑転ばしたりしたのん |
97 |
ナツミカン |
ナツミカン |
ちょうどナツミカン売ってるのん買うて |
97 |
木 |
木 |
木や草ばっかり仰山繁ってて |
118 |
ウメ |
梅 |
又「梅園」の前まで |
118 |
ウメ |
梅 |
必要なこと出来たら「梅園」で待ち合いしまひょ |
149 |
埋レ木 |
埋れ木 |
生涯埋れ木で暮らすばっかりや |
153 |
塩梅 |
塩梅 |
ええあんばいにあんなりになってますのんで |
189 |
塩梅 |
塩梅 |
夫は尚更落ち着かん塩梅で |
203 |
塩梅 |
塩梅 |
ええ塩梅にまだ誰アれも |