外材主導時代が長い間つづき、外材の長期契約・大量供給システムが 定着してきました。こうした中で、国産材は外材と価格的に立ちうち できないというあきらめムードすら見られます。しかし、国産材の供 給力は着実に強まっており、この昭和六〇年代に成長期に移り変わっ てゆくでしょう。そのことを踏まえ、国産材時代へ向けて、流通シス テムの研究・整備が強く望まれます。