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小説と木
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  2. ブドウ 9箇所
  3. ヤナギ 8箇所
  4. サクラ 4箇所
  5. ツツジ 3箇所
  6. カキ 2箇所
  7. キリ 2箇所
  8. クワ 2箇所
  9. ツゲ 2箇所
  10. リンゴ 2箇所
  11. ナシ 2箇所
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  13. フジ 2箇所
  14. ヤシ 2箇所
  15. タチバナ 2箇所
  16. エノキ 1箇所
  17. カイドウ 1箇所
  18. カエデ 1箇所
  19. カシワ 1箇所
  20. カラマツ 1箇所
  21. モモ 1箇所
  22. シイ 1箇所
  23. ネム 1箇所
  24. シャクナゲ 1箇所
  25. スギ 1箇所
  26. フヨウ 1箇所
  27. ビワ 1箇所
  28. バラ 1箇所
  29. ニワウルシ 1箇所
  30. マツ 1箇所

島崎藤村の 「藤村詩集」に出てくる樹木や木関係

この小説「の初出は1917年、文庫本におけるページ数は 212ページ
該当頁 樹種 掲載単語 該当の文章
19 ブドウ ぶどう ひとふさのぶだうのごとし
19 ブドウ ぶどう ぶだうだなふかくかゝれる
19 一葉は花は露ありて
19 ブドウ ブドウ 青き葡萄は紫の
20 紅葉 紅葉 くさきも紅葉するものを
20 リンゴ 林檎 林檎のもとに見えしとき
20 薄紅の秋の実に
20 リンゴ 林檎 林檎畑の樹の下に
21 秋の葡萄の樹の影に
22 ウメ 梅花の油黒髪の
24 キリ 桐の梢の琴の音に
24 まづ秋の葉を吹けるとき
24 モミジ もみじ かのもみじ葉にきたるとき
24 木の葉 飄り行く木の葉かな
25 木の葉 山の木の葉をはらふとき
25 秋の百葉を落すとき
25 落葉 落葉と共に飄る
25 カイドウ 海棠 秋海棠の花を分け
29 ウメ 梅の花 梅の花さくころにほひは
30 サクラ 岸の桜の花影に
32 サクラ 桜の霜葉黄に落ちて
32 フヨウ ふよう 芙蓉を前の身とすれば
34 黄楊のさし櫛落ちてけり
34 ツゲ 黄楊 黄楊のさし櫛落ちてけり
37 カキ かの柿の実をとるなかれ
37 カキ 聖に柿をすゝければ
39 黄楊の小櫛にかきあげよ
39 ツゲ 黄楊 黄楊の小櫛にかきあげよ
42 道なき森に分け入りて
43 落葉 されば落葉と身をなして
46 ウメ 梅のにほひにめぐりあふ
47 ウメ 梅の花 たもとににほふ梅の花
48 樹々の梢を染めよかし
49 ウメ こぞめの梅の香ににほへ
50 ウメ 梅の花 梅の花笠ぬひそへて
56 いろに染めてし花の木の
58 深林の逍遥
58 木匠 木匠 力を刻む木匠の
58 千枝にわかるゝ赤樟も
58 スギ 檜は荒し杉直し
58 シイ 椎の木 五葉は黒し椎の木の
59 枝をまじゆる白樫や
59 ニワウルシ ニワウルシ 樗は茎をよこたへて
59 カエデ なかにやさしき若楓
59 ふかきはやしをだれかしる
60 ウメ ゆけば楊梅袖に散り
60 やゝひらけたる深山木の
62 落ち葉 ふるきおちばを
62 青葉のかげに
62 雲の羽袖の深山木の
62 樹々をわたりて行く雲の
64 ツツジ 躑躅 岸辺にさける花躑躅
64 深き林や花つゝじ
64 ツツジ つつじ 深き林や花つゝじ
67 ウメ みだれてにほふ梅のはな
72 ブドウ ぶどう たのしからずやぶだうばの
72 ブドウ ぶどう ぶだうのふさのかゝるとき
73 ブドウ ぶどう あきのぶだうのきのかげの
73 ブドウ ぶどう ぶだうにしかじひとふさの
77 青葉の影の下すゞみ
78 タチバナ 花橘の袖の香の
82 エノキ 軒の榎樹に来て鳴けば
85 タチバナ 花橘の蔭を履む
86 紅葉 紅葉 紅葉の蔭にむちうたれ
86 道なき森に驚きて
86 黄葉のかげを踏みわけて
87 ヤナギ 岸の柳の樹の蔭の
88 散りてはかなき柳葉の
97 ヤナギ 糸の柳にくらぶれば
97 ウメ 梅も桜もかはりはて
97 枝は緑の酒のごと
97 サクラ 梅も桜もかはりはて
99 黄葉の影に啼く鹿の
99 ツツジ 躑躅 なごりにさける花躑躅
100 フジ 藤の花かも胸の斑や
104 ウメ もろ葉がくれの青梅も
104 黄金いろづく梅が枝に
104 ウメ 落ちてくやしき青梅の
105 実のひとつなる花瓶よ
113 梢をふるひふるごとく
114 身を舟板に投げ伏しぬ
114 一葉にまがふ舟の中
115 梢のかたに葉がくれて
115 ウメ 人にしられぬ梅ひとつ
115 梢は高し手をのべて
118 野辺のひめごと森行かば
119 ヤナギ 柳に懸けしいにしへの
119 フジ 煙をふくむ藤の花
119 ウメ 梅も桜も散りはてて
119 ヤナギ すでに柳はふかみどり
119 一枝の筆の花の色香を
119 マツ 松眠りなばいかにせむ
119 サクラ 梅も桜も散りはてて
120 樹蔭 樹蔭 深き樹蔭にたゝずめば
120 林のさまぞ静かなる
120 すぎにしあとの梢には
120 木下に夢を見よとてか
121 林の夜の静けさは
121 暗きに沈む樹々の葉の
121 おぼつかなくも樹の蔭の
121 深き木枝をもれいでて
121 かなたこなたに木がかくれて
121 板戸 板戸 板戸をもるゝ忍び音の
121 よしや林の深くして
123 つきは梢を離れいで
124 洗へ緑の樹のかげの
127 ブドウ ブドウ 指を葡萄の蔓となし
130 ウメ にほひ乱るゝ梅が香を
131 時雨に染むるもみぢ葉は
131 モミジ もみぢ 時雨に染むるもみぢ葉は
132 風に随ふ桐の葉の
132 キリ 風に随ふ桐の葉の
133 木蘭 木蘭 よみぢはいかに木蘭の
134 秋はさびしき黄葉の
134 つひには同じ秋一葉
135 荒れにし森の影もなく
136 あゝ樹の蔭の草深く
140 風よ風へよ松が枝に
148 クワ いと冷やかに桑の樹の
148 葉蔭を履みて帰るべし
154 緑葉 かの蔭深き緑葉の
154 ヤナギ 柳のほとり尋ねゆき
163 樹蔭 樹蔭 樹蔭はもとのふかみどり
163 ウメ 梅の梢に葉がくれて
163 ヤナギ やなぎ 白き楊の木下かげ
164 モモ ふたたび桃はさきかへり
167 草木 草木 草木も今や沈まりて
170 枝に別れて落つる葉の
176 樹々の梢をわたりけり
177 クワ 桑摘の鄙歌おもしろく
177 ナシ 枝たわゝなる夏梨のかげ
177 ナシ 枝たわゝなる夏梨のかげ
177 ブドウ ブドウ 葡萄棚のもと
181 誰か知るべき秋の葉の
181 落ちて樹の根の埋むとき
186 勝ちて桂の冠は
187 家路に通ふ森の道
188 常盤樹 常盤樹 かの常盤樹の落ちず枯れざる
188 常盤樹 常盤樹  常盤樹の枯れざるは
188 其枝に懸る朝の日
188 虫草の葉に悲めば
188 木枯シ 木枯し 木枯高く秋落ちて
189 常盤樹 常盤樹 ゆゝしく高く立てよ常盤樹
189 常盤樹 常盤樹 立てよ常盤樹
189 常盤樹 常盤樹 かの常盤樹の落ちず枯れざる
189 常盤樹 常盤樹 常盤樹の枯れざるは
190 バラ 薔薇 野薔薇の幹は埋もれて
191 人の命の樹下蔭
192 ネム ネム ほのかに合歓の花となり
192 根もかぎりなき薬王樹
192 長沙羅 長沙羅 かりにいましは長沙羅の
192 ビワ 薬王樹 根もかぎりなき薬王樹
195 樹の枝に琴は懸けねど
195 樹の枝に琴は懸けねど
197 樹下より樹下をつたひ
197 草も木も眠れるなかに
198 ヤナギ 根を浸す柳の樹なり
201 ウメ 枝うちかはす梅と梅
201 枝うちかはす梅と梅
201 青葉は枝に契るとも
201 青葉 青葉 青葉は枝に契るとも
204 埋レ木 埋れ木 埋木
205 樹蔭 樹蔭 駒とめて路の樹蔭に
207 カラマツ 落葉松 落葉松の樹はありとても
208 シャクナゲ シャクナゲ  石南花の花さくとても
211 ヤシ 椰子 椰子の実
211 ヤシ 椰子 流れ寄る椰子の実一つ
211 枝はなほ影をやなせる
211 実をとりて胸にあつれば
214 カシワ 松柏すでに折れ砕け
215 深き林の黄葉に
215 深き林の黄葉に
218 黄葉の陰に歌ふか
218 あゝ一葉枝に離れて
218 若葉 若葉 若葉青葉を過ぎてのち
230 蝉鳴くかなた桑の葉の
230 深き緑の樹の蔭を
231 ヤナギ 柳の並樹暗くして
  1. 桜の実の熟する時
  2. 若菜集
  3. 千曲川のスケッチ
  4. 藤村詩集
  5. 破戒
  6. 夜明け前
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