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小説と木
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  3. シラカバ 1箇所
  4. バラ 2箇所
  5. ブナ 1箇所

三島由紀夫の小説 「彩絵硝子」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は1940年、文庫本におけるページ数は36ページ
ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
11 木苺 木苺 黒い木苺のようなそれを発見したのである。

ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
9 米材 米材の台 大鷲の剥製が米材の台の上で眠っていた。
13 障子 障子 庭向きの障子をあけると畳廊下を隔てて硝子戸がたててあった。
13 硝子戸をあけると不意に葉をうつ雨の音が高まった。
15 バラ 白格子の薔薇 少女たちは白格子の薔薇のアーチの方へかけさった。
15 ブナ 橅の木 庭のはずれの橅の木ありに、立っている二人の少女がみえた。
15 格子 白格子の薔薇 少女たちは白格子の薔薇のアーチの方へかけさった。
16 ケヤキ 一本の欅が コオトのわきには一本の欅が高くそびえて、纖(かぼ)そい影で新しいまっしろなラインを水底(みなこそ)の紙片のようにみせていた。
16 傍目には垣に心にをへだてられて憎みあっているのだとでも
20 葉越しに 則子は花をかぐような様子をしながら葉越しに彼を見た。
26 どんぐり どんぐりの木 三本のどんぐりの木を頂点として三角形がえがかれていた。
26 どんぐりの木 三本のどんぐりの木を頂点として三角形がえがかれていた。
31 黄葉 紅葉黄葉 紅葉黄葉も等しく朽色に変じ、転(うた)た冬冷の近きを感じしめる。
31 紅葉 紅葉黄葉 紅葉黄葉も等しく朽色に変じ、転(うた)た冬冷の近きを感じしめる。
34 カズラ かずら かずらがおい茂りそのなかで小鳥がしきりにないているのを
34 シラカバ 白樺の林 すぐうしろに白樺の林がある。
34 垣根 垣根 積木のようなきれいな洋館の垣根に、
34 森をぬけると入歯の歯がみのような音をたてて水車がつぶやいていた。
34 積木 積木 積木のようなきれいな洋館の垣根に、
34 白樺の林 すぐうしろに白樺の林がある。あの空気の気持ちのよさはシャンパンのようだと形容してみたいほど。
35 桜桃 桜桃 苺が桜桃の模様であるような気がしてならない。
35 木の枝 木の枝 僕は木の枝に額をぶつけたものだった。
37 バラ 薔薇の花 自転車の金属と薔薇の花とにいちばんよく似合ったからだ。
40 下駄 下駄 すると叔父も下駄をひっかけてひどい勢いで
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  4. 江口初女覚書
  5. 彩絵硝子
  6. 山の魂
  7. 死の島
  8. 慈善
  9. 美神
  10. 蘭陵王
  11. 訃音
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