ページ | 元樹種 | 掲載樹種 | 掲載言葉 |
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20 | バラ | 薔薇 | 油絵具で緋の薔薇が描かれたものを |
23 | バラ | 薔薇 | 記念にくれた薔薇に接吻しているところを |
24 | 樹 | 老樹 | 右手は森の老樹の梢にかけ |
24 | 梢 | 梢 | 右手は森の老樹の梢にかけ |
24 | 森 | 森 | 右手は森の老樹の梢にかけ |
31 | 木遣 | 木遣 | 粒立ってきこえてくる木遣の悲調が |
38 | 樹 | 樹 | 縄が樹につづいていた |
38 | 樹木 | 樹木 | やや傾いた黒い樹木の幹が彼の |
39 | 庭樹 | 庭樹 | 薄暮の庭樹に凭って |
40 | カエデ | 楓 | 窓の楓は |
42 | 樹 | 樹 | それは驚くべく美しい樹だった |
42 | 樹 | 樹 | あまり丈高からぬ樹を見出だした |
42 | コクタン | 黒檀 | 暗い黒檀の台座のような |
42 | 枝 | 枝 | 幾多の枝がその重たげな緑を支え |
43 | 樹 | 樹 | 血をしたたらせた樹は |
43 | 幹 | 幹 | その幹に雨後の滴のように |
43 | 樹 | 樹 | この樹ではなかったか |
43 | 樹 | 樹 | 樹の形態と音楽との類似が |
43 | 樹 | 樹 | その樹は彼自ら |
43 | 幹 | 幹 | ゆるぎない幹がのぞかれた |
43 | 樹 | 樹 | 身悶えした羅馬の樹は |
45 | 森 | 森 | かなたの神殿をめぐる森の中空に |
46 | 森 | 森 | 学校の森をかけめぐる |
53 | 森 | 森 | 私は森の雪を眺めた |
53 | 森 | 森 | 森の斜面を |
55 | ケヤキ | 欅 | 二本の欅の巨樹が寄り添うており |
55 | 雑木林 | 雑木林 | それにつづく雑木林は |
55 | 梢 | 梢 | 枯れた梢や幹のわかれ目から |
55 | 巨樹 | 巨樹 | 巨樹は青い冬空と |
55 | 巨樹 | 巨樹 | 二本の欅の巨樹が寄り添うており |
55 | 幹 | 幹 | 枯れた梢や幹のわかれ目から |
63 | 遊動円木 | 遊動円木(ゆうどうえんぼく) | 校舎のわきの遊動円木から |
63 | 遊動円木 | 遊動円木(ゆうどうえんぼく) | 適度に揺れている遊動円木から |
63 | 遊動円木 | 遊動円木(ゆうどうえんぼく) | 何人かが遊動円木へとび上り |
63 | 遊動円木 | 遊動円木(ゆうどうえんぼく) | 遊動円木みたいな |
64 | 遊動円木 | 遊動円木(ゆうどうえんぼく) | 遊動円木は無表情に |
64 | 遊動円木 | 遊動円木(ゆうどうえんぼく) | 近江は遊動円木の上で軽く |
64 | 遊動円木 | 遊動円木(ゆうどうえんぼく) | 遊動円木の揺れ方から |
65 | 遊動円木 | 遊動円木(ゆうどうえんぼく) | 端のほうから遊動円木へ上って行った |
66 | 遊動円木 | 遊動円木(ゆうどうえんぼく) | 同時に遊動円木からころがり落ちた |
72 | 木 | 木 | 青木のかげからのっそり現われた |
72 | 葉 | 葉 | きらきら葉が光りを |
78 | ヒコバエ | ひこばえ | 蘖のようなものが |
85 | 樹 | 樹 | 双手を高く樹に縛められ |
85 | 雑木林 | 雑木林 | 丘の雑木林へ伴われた |
117 | 木 | 木蔭 | まわりの木蔭をえらんで |
125 | マツ | 松 | 緩丘の松林に無数の |
127 | 板張リ | 板張り | 椅子の板張りが |
127 | 板 | 板 | 背にゆるんだ板の合せ目を動かしていた |
131 | 木肌 | 木肌 | 新らしい木肌が見えているところもあった |
155 | 木 | 木の葉叢 | それをふちどる常磐木の葉叢の央に |
155 | 常磐木 | 常磐木 | それをふちどる常磐木の葉叢の央に |
164 | 巨樹 | 巨樹 | 裁断された古い巨樹の示す木目のような |
164 | 巨樹 | 巨樹 | 裁断された古い巨樹の示す木目のような |
167 | サクラ | 桜 | とこうするうちに桜が咲いた |
167 | サクラ | 桜 | 東京の桜が見られるのは |
167 | 常磐木 | 常磐木 | 常磐木のあいだに |
167 | サクラ | 桜 | ほしいままに咲いている桜などは |
167 | サクラ | 桜 | 桜の幹のみずみずしい黒さも |
167 | 並木 | 並木 | 法律論を戦わしながら桜並木と池との |
168 | サクラ | 桜 | ふと桜の下草を踏みしだく音が |
169 | サクラ | 桜 | 桜が満開にならないうちに |
175 | 枕木 | 枕木 | まだくすぶっている枕木を踏み |
175 | 枝 | 枝 | 半焼けの細い枝をわたした |
180 | 果実 | 果実 | 幸福という禁断の果実に近づかずにいた |
181 | 木 | 木立 | あそこに木立がある |
181 | シラカバ | 白樺 | 二本の白樺が心のやさしい姉妹のような |
181 | 樹 | 樹 | 樹々は明るい滴りを落していた |
181 | シラカバ | 白樺 | 私たちは樅や楓や白樺の林の間を走った |
181 | モミ | 樅 | 私たちは樅や樅や白樺の林の間を走った |
181 | モミ | 樅 | 私たちは樅や楓や白樺の林の間を走った |
187 | 若葉 | 若葉 | 若葉の青ばかりが目立つ朝だった |
187 | 梢 | 梢 | 見えない栗鼠が梢を揺らして通った |
190 | 木 | 木洩れ | 稀薄な木洩れ日の下で |
194 | シラカバ | 白樺 | 二本の白樺の葉が |
198 | 杜 | 杜 | 神社の杜があった |
198 | 葉 | 葉 | その勁い葉脈に太陽はべたべたと |
200 | 枝 | 枝 | 玉蜀黍が立ちはだかっている枝折戸のところまで |
234 | 植木 | 植木 | 中庭の植木鉢の樅は |
235 | 生木 | 生木 | 雷が落ちて生木が引裂かれるように |
235 | 戸板 | 戸板 | 屍が戸板にのせられて |