126 |
材木 |
材木問屋 |
東横堀の材木問屋、山田万治郎は、 |
125 |
下駄 |
利休下駄 |
歯のチビた利休下駄を履いて通り過ぎると、 |
125 |
材木 |
材木問屋 |
長堀橋の材木問屋岩井庄兵衛の店を頼った。 |
129 |
行李 |
行李 |
それを行李の底へ貯金した。 |
131 |
材木 |
材木問屋 |
材木問屋は軍用資材もあって、特に取引が賑わった。 |
131 |
材木 |
材木問屋 |
材木問屋の商いには、店先に座って小売りの材木屋に応対する役と、店の裏の材木倉庫へ、山から伐(き)り出された木材を荷入れする役との二通りがある。 |
131 |
材木 |
材木問屋 |
材木問屋の商いには、店先に座って小売りの材木屋に応対する役と、店の裏の材木倉庫へ、山から伐(き)り出された木材を荷入れする役との二通りがある。 |
131 |
材木 |
材木倉庫 |
材木問屋の商いには、店先に座って小売りの材木屋に応対する役と、店の裏の材木倉庫へ、山から伐(き)り出された木材を荷入れする役との二通りがある。 |
131 |
木材 |
木材 |
材木問屋の商いには、店先に座って小売りの材木屋に応対する役と、店の裏の材木倉庫へ、山から伐(き)り出された木材を荷入れする役との二通りがある。 |
132 |
材木 |
材木 |
伐り出しの材木が入荷する度に、 |
132 |
材木 |
材木仲仕 |
万七は、材木仲仕にたちまじって、柄は小さいけれど、利休下駄のように |
132 |
下駄 |
利休下駄 |
万七は、材木仲仕にたちまじって、柄は小さいけれど、利休下駄のように |
132 |
材木 |
材木 |
材木を担いで荷受けした。材木仲仕たちは、丁稚なみによう働く手代さんやと評判したが、 |
132 |
材木 |
材木仲仕 |
材木を担いで荷受けした。材木仲仕たちは、丁稚なみによう働く手代さんやと評判したが、 |
132 |
材木 |
材木 |
材木は地方からの船積みで一旦、大阪湊へ入り大八車で入荷する場合と、 |
132 |
筏 |
筏 |
河川伝いに筏で回送されて来る場合とがある。 |
132 |
筏 |
筏組 |
筏組は、ポンポン船に曳かれて、店の裏を流れている長堀川に入り、 |
132 |
舟板 |
舟板 |
舟板を揺するようにして川岸へ運び上げ、 |
132 |
材木 |
材木 |
それに岩庄の材木だけでなく、他店の材木も一緒に筏組みして回送しているから、 |
132 |
材木 |
材木 |
それに岩庄の材木だけでなく、他店の材木も一緒に筏組みして回送しているから、 |
132 |
筏 |
筏組 |
それに岩庄の材木だけでなく、他店の材木も一緒に筏組みして回送しているから、 |
133 |
木遣 |
木遣 |
その日に限って威勢良く木遣(きや)りを唄いながら、 |
133 |
材木 |
材木仲仕 |
どんどん運び入れ、材木仲仕が荷受帳を持った手代の前を、 |
133 |
材木 |
材木 |
材木仲仕にたちまじって、材木を担ぎながら、 |
133 |
材木 |
材木 |
材木仲仕にたちまじって、材木を担ぎながら、 |
133 |
行李 |
行李 |
万七の行李底の貯金を知っているおかねであった。 |
136 |
板敷 |
板敷 |
万七も板敷の台所へ入って来た。 |
137 |
ヤナギ |
柳行李 |
丁稚時代からの柳行李へきちんと入れなおした。 |
137 |
行李 |
柳行李 |
丁稚時代からの柳行李へきちんと入れなおした。 |
138 |
材木 |
材木問屋 |
大きな材木問屋からまた買いするのが当時の通例であったが、 |
138 |
材木 |
材木仲仕 |
材木仲仕にたちまじり、肩に材木を担いで荷受けしたという評判が、 |
138 |
材木 |
材木 |
材木仲仕にたちまじり、肩に材木を担いで荷受けしたという評判が、 |
138 |
筏 |
筏組 |
紀ノ川から大阪へ筏組みを回送するポンポン船に便乗した。 |
138 |
筏 |
筏組 |
筏組みにまで乗る商い根性に肩入れしてしまい、 |
138 |
木材 |
木材 |
後勘定で、とんどん木材を送りつけて。 |
138 |
ヤナギ |
柳行李 |
柳行李から木箱にかえた鋲付きの頑丈な銭箱であった。 |
139 |
行李 |
柳行李 |
柳行李から木箱にかえた鋲付きの頑丈な銭箱であった。 |
139 |
木箱 |
木箱 |
柳行李から木箱にかえた鋲付きの頑丈な銭箱であった。 |
140 |
材木 |
材木 |
大きな材木だけでなく細かい板売りなどする店はなかったが、 |
140 |
板 |
板売 |
大きな材木だけでなく細かい板売りなどする店はなかったが、 |
140 |
板 |
板売 |
わざわざ、『板売りします』と書いた札を店先に掲げた。 |
141 |
板 |
板売 |
薄利で手間のかかる板売りを面倒がるようだった。 |
141 |
材木 |
材木 |
いま、大きな材木ばっかしで、手もとに板売りの木がおまへんので |
141 |
板売 |
板売 |
いま、大きな材木ばっかしで、手もとに板売りの木がおまへんので |
141 |
木 |
木 |
いま、大きな材木ばっかしで、手もとに板売りの木がおまへんので |
141 |
吉野材 |
吉野材 |
表口にたてかけた吉野材の陰で、 |
141 |
板 |
板売りの木 |
この通り、たんと板売りの木あるやないか、なんで無いい云うたんや |
141 |
木 |
板売りの木 |
この通り、たんと板売りの木あるやないか、なんで無いい云うたんや |
141 |
材木 |
材木 |
倉庫横は、終始、材木をたてかけているから、 |
142 |
木切れ |
木切れ |
木切れの端で掘ってみても、遅々として進まなかった。 |
146 |
材木 |
材木 |
裏の川岸に上る材木の荷受けまで、 |
147 |
屋根板 |
屋根板 |
屋根板は、裏の材木倉庫にずっしり積み上げられている。 |
147 |
材木 |
材木倉庫 |
屋根板は、裏の材木倉庫にずっしり積み上げられている。 |
147 |
板 |
板 |
いずれも望み次第の板があり、棟梁は、大工冥利を喜んだ。 |
147 |
棟梁 |
棟梁 |
いずれも望み次第の板があり、棟梁は、大工冥利を喜んだ。 |
147 |
大工 |
大工 |
いずれも望み次第の板があり、棟梁は、大工冥利を喜んだ。 |
147 |
大工 |
大工 |
若い大工も肩に担ぐと、挽き粉が散るような新板を持ち、 |
147 |
挽き粉 |
挽き粉 |
若い大工も肩に担ぐと、挽き粉が散るような新板を持ち、 |
147 |
新板 |
新板 |
若い大工も肩に担ぐと、挽き粉が散るような新板を持ち、 |
147 |
木 |
木 |
いま倉から出したはる木、どないしはりますねん |
148 |
材木 |
材木 |
材木倉庫の裏側に屋根の低い納屋があった。 |
148 |
杉板 |
杉板 |
杉板を使った厚味のある折り箱で、 |
148 |
材木屋 |
材木屋 |
材木屋やからいうて、無料で木使わんといておくれやす。 |
148 |
木 |
木 |
材木屋やからいうて、無料で木使わんといておくれやす。 |
148 |
材木屋 |
材木屋 |
材木屋のくせに折箱で屋根を直したというので、"折板のしぶ万"というきわめつきの仇名がつき、 |
148 |
折箱 |
折箱 |
材木屋のくせに折箱で屋根を直したというので、"折板のしぶ万"というきわめつきの仇名がつき、 |
148 |
折板 |
折板 |
材木屋のくせに折箱で屋根を直したというので、"折板のしぶ万"というきわめつきの仇名がつき、 |
150 |
材木商 |
材木商 |
材木商の同業組合で山田万治郎が、大阪商工会議所の議員になった祝賀会を |
150 |
床柱 |
床柱 |
正面の床柱の前に座っていたが、 |