- マツ 3箇所
- スギ 2箇所
- サクラ 2箇所
- クワ 2箇所
- クルミ 2箇所
- ヤナギ 1箇所
- ナシ 1箇所
- カラマツ 1箇所
- カバ 1箇所
- アカシア 1箇所
宮沢賢治の小説 「初期短編綴等」に出てくる樹木や木製品
この小説の初出は不明、文庫本におけるページ数は7ページ
ページ |
小説名 |
元樹種 |
掲載樹種 |
掲載言葉 |
292 |
家長制度 |
炭 |
炭 |
肥料や薪炭をやりとりする |
293 |
初期短編綴等(まとめ) 秋田街道 |
並木 |
並木 |
並木は松になりみんなは |
293 |
初期短編綴等(まとめ) 秋田街道 |
マツ |
松 |
興さめて緑の松の梢に高くかかる |
295 |
初期短編綴等(まとめ) 秋田街道 |
ヤナギ |
やなぎ |
遠くの楊の中の白雲で |
296 |
初期短編綴等(まとめ) 沼森 |
カラマツ |
落葉松 |
落葉松などを植ゑたもんだ |
296 |
初期短編綴等(まとめ) 沼森 |
マツ |
松 |
向ふの小松はまばらです |
296 |
初期短編綴等(まとめ) 沼森 |
森 |
森 |
大森は黒く松をこめぜいたくさうに |
301 |
初期短編綴等(まとめ) 柳沢 |
木 |
木立 |
雲の下の柏の木立に時々 |
301 |
初期短編綴等(まとめ) 柳沢 |
マツ |
松 |
松の木に映るとすごいだらう |
301 |
初期短編綴等(まとめ) 柳沢 |
林野 |
林野 |
帝室林野局の人たちだ |
302 |
初期短編綴等(まとめ) 柳沢 |
葉 |
葉 |
柏の枯れ葉がざらざら |
303 |
初期短編綴等(まとめ) 柳沢 |
スギ |
杉 |
あれがさっきの柳沢の杉だ |
305 |
初期短編綴等(まとめ) 柳沢 |
カバ |
樺 |
黄葉をふるはす白樺の木 |
308 |
初期短編綴等 ラジュウムの雁 |
クルミ |
胡桃 |
胡桃や桑の木は薄くらがりに |
308 |
初期短編綴等 ラジュウムの雁 |
クルミ |
胡桃 |
胡桃や桑の木は薄くらがりに |
308 |
初期短編綴等 ラジュウムの雁 |
スギ |
杉 |
杜の杉にはふくろふの |
310 |
女 沼森 |
並木 |
並木 |
松の並木のはてばかり |
311 |
初期短編綴等(まとめ) うろこ雲 |
製板所 |
製板所 |
北上岸の製板所の立て並べられた |
311 |
初期短編綴等(まとめ) うろこ雲 |
木 |
木 |
曲り角の屋敷にある木は |
311 |
初期短編綴等(まとめ) うろこ雲 |
板 |
板 |
板の前を小さな男が |
311 |
初期短編綴等(まとめ) うろこ雲 |
ナシ |
梨 |
背高の梨の木で高く |
311 |
初期短編綴等(まとめ) うろこ雲 |
サクラ |
桜 |
桜の梢は立派な寄木を遠い南の |
311 |
初期短編綴等(まとめ) うろこ雲 |
サクラ |
桜 |
桜の梢は立派な寄木を遠い南の |
313 |
初期短編綴等(まとめ) うろこ雲 |
アカシア |
アカシア |
アカシヤの梢に綿雲が一杯に |
314 |
花椰菜 |
白木 |
白木 |
粗末な白木の小屋の入口に |
314 |
花椰菜 |
腰板 |
腰板 |
二尺ばかりの腰板がぎしぎし |
314 |
花椰菜 |
針葉樹 |
針葉樹 |
暗い色の針葉樹がぞろりと |
314 |
花椰菜 |
木 |
木 |
その黒い木がいっぱいに |
315 |
花椰菜 |
シュカイドウ |
しゅ海棠 |
二尺ばかりの白木の扉を指さして |
317 |
花椰菜 |
針葉樹 |
針葉樹 |
私は黒い針葉樹の列を |
320 |
初期短編綴等(まとめ) あけがた |
雑木 |
雑木 |
栗や雑木が一杯にしげってゐた |
321 |
初期短編綴等(まとめ) あけがた |
雑木 |
雑木 |
そして雑木の幹に白いきのこを見た |
321 |
初期短編綴等(まとめ) あけがた |
梢 |
梢 |
高い雑木の梢を見た |
331 |
初期短編綴等(まとめ) あけがた |
クワ |
桑 |
細い桑も今はまったく |
331 |
初期短編綴等(まとめ) 山地の稜 |
クワ |
桑 |
その細桑の灰光は明らかで |
334 |
初期短編綴等(まとめ) 山地の稜 |
製材所 |
製材所 |
製材所も見えます |
335 |
初期短編綴等(まとめ) 山地の稜 |
枕木 |
枕木 |
枕木はうすい灰色 |
335 |
初期短編綴等(まとめ) 山地の稜 |
板 |
板 |
南のトークォイスの光の板だ |
335 |
初期短編綴等(まとめ) 山地の稜 |
枕木 |
枕木 |
あんまり枕木の間隔がせますぎるのだ |
335 |
初期短編綴等(まとめ) 山地の稜 |
板 |
板 |
小さな縦板は汽車をよける為のだな |