宮沢賢治の小説 「よく利く薬とえらい薬」に出てくる樹木や木製品
この小説の初出は1928年、文庫本におけるページ数は7ページ
ページ |
元樹種 |
掲載樹種 |
掲載言葉 |
221 |
森 |
森 |
森の中のあき地に |
221 |
バラ |
ばら |
ばらの実をさりに行きました |
221 |
バラ |
ばら |
ばらの実はまだありますか |
221 |
木 |
木の洞 |
ふくろふが木の洞の中で |
221 |
実 |
実 |
ばらの実はまだ無くならないか |
222 |
実 |
実 |
ばらの実はまだ無くならないか |
222 |
バラ |
ばら |
ばらの実バラの実、ばらの実ははだありますか |
222 |
トウヒ |
唐檜 |
まっ黒なかやの木や唐檜に囲まれ |
222 |
トウヒ |
唐檜 |
まっ黒なかやの木や唐檜に囲まれ |
223 |
バラ |
ばら |
焦げたばらの実をポツンポツンと |
224 |
木 |
木 |
いろいろの木のいろいろな匂いまで |
224 |
実 |
実 |
一つぶのばらの実を見ましたら |
225 |
バラ |
ばら |
すきとほるばらの実のはなしを |
225 |
林 |
林 |
林へさがしにやって参りました |
225 |
林 |
林 |
自分で林にやって参りました |
225 |
林 |
林 |
それから林の入口で |
225 |
森 |
森 |
つめたい森の中にはひりますと |
226 |
木 |
木の洞 |
ふくろふが木の洞の中で |
226 |
林 |
林 |
この林ぐらゐ焼っぷくってしまふぞ |
226 |
林 |
林 |
林の中の小さな水溜りの |
226 |
林 |
林 |
取ってしまったらこの林ぐらゐ |
226 |
森 |
森 |
大三は森の空地に来ました |
227 |
バラ |
ばら |
すきとほるばらの実はみつかりません |
227 |
クリ |
栗 |
栗の木の皮を一切れ |
227 |
林 |
林 |
よしきりが林の向ふの沼の方に |
228 |
バラ |
ばら |
そのすきとほったばらの実を |
228 |
実 |
実 |
ばらの実をるつぼに入れました |