宮沢賢治の小説「鳥をとるやなぎ」に出てくる樹木や木製品
この小説の初出は1924年、文庫本におけるページ数は8ページ
ページ |
元樹種 |
掲載樹種 |
掲載言葉 |
403 |
ヤナギ |
やなぎ |
エレッキのやなぎの木があるよ |
403 |
ヤナギ |
やなぎ |
エレキの楊の木 |
403 |
ヤナギ |
やなぎ |
そのやなぎのことを早く |
404 |
ヤナギ |
やなぎ |
さっきの楊の木ね |
404 |
ヤナギ |
やなぎ |
煙山の楊の木ね |
404 |
ヤナギ |
やなぎ |
鳥を吸い込む楊の木があるって |
404 |
古木 |
古い木 |
きっと古い木だね |
404 |
木片 |
木片 |
冬によくやる木片を焼いて |
404 |
マツ |
松 |
蕎麦ばたけや松林を通って |
405 |
古木 |
古い木 |
あすこには古い木がたくさんあるから |
405 |
ヤナギ |
やなぎ |
大きな楊の木が |
405 |
木 |
木立 |
上流の方の青い楊の木立を見ました |
405 |
木 |
木 |
どの木だらうね |
405 |
木 |
木 |
どの木だか知らないよ |
406 |
ヤナギ |
やなぎ |
いちばんはづれの楊の木の前まで |
406 |
木 |
木 |
ならんでゐる木を一本づつ |
406 |
木 |
木 |
木の上を飛んでゐて |
406 |
ヤナギ |
やなぎ |
楊の木に磁石があるのだらうか |
406 |
ヤナギ |
やなぎ |
青かった楊の木が |
407 |
ヤナギ |
やなぎ |
なにかが楊の木に嘴を引っぱられて |
407 |
木 |
木 |
逆になって木の中に吸い込まれるのを |
407 |
ヤナギ |
やなぎ |
向ふの楊の木から |
408 |
ヤナギ |
やなぎ |
大きな楊の上まで行くと |
408 |
梢 |
梢 |
その梢の中に入ってしばらく |
408 |
木 |
木 |
木におりることは |
409 |
ヤナギ |
やなぎ |
さっきの楊の木に投げつけました |
409 |
ヤナギ |
やなぎ |
低い楊の木の中にはひりました |
410 |
木 |
木 |
その木の中でもずが |
410 |
ヤナギ |
やなぎ |
向ふの低い楊の木からも |
410 |
木 |
木 |
ほんたうの木はあるよ |
410 |
マツ |
松 |
麓の黒い松林の方へ向いて |
410 |
ヤナギ |
やなぎ |
一本の楊の木に落ちてしまひました |
410 |
ヤナギ |
やなぎ |
鳥を吸い込む楊の木があるとも思へず |
410 |
ヤナギ |
やなぎ |
楊の木に鳥を吸い込む力が |