- サクラ 2箇所
- トチ 1箇所
- スギ 1箇所
- キョウチクトウ 1箇所
- ウノハナ 1箇所
森鴎外 の 小説「阿部一族」に出てくる樹木や木製品
この小説の初出は1913年、文庫本におけるページ数は50ページ
ページ |
元樹種 |
掲載樹種 |
掲載言葉 |
150 |
床板 |
床板 |
居間の床板を引き放って |
151 |
葉桜 |
葉桜 |
垂れ掛かっている葉桜の上の方に |
151 |
サクラ |
桜 |
桜の下の井の中に這入った |
151 |
スギ |
杉 |
境内の杉の木立に限られて |
158 |
柄杓 |
柄杓 |
伏せてある捲物の柄杓に |
161 |
木 |
老木 |
老木の朽枯れる傍で |
161 |
若木 |
若木 |
若木は茂り栄えて行く |
172 |
木 |
木立 |
庭の木立を縫って |
175 |
トチ |
橡 |
今は橡栗の背競になって |
175 |
木 |
大木 |
大木の蔭に立っているように |
176 |
サクラ |
桜 |
霊屋の傍は桜の盛りである |
188 |
伽羅 |
名香初音 |
拝領した名香初音を焚き込めた |
190 |
キョウチクトウ |
夾竹桃 |
夾竹桃の木末には |
191 |
木 |
木 |
打ちこわして貫の木を抜いた |
192 |
板戸 |
板戸 |
正面の板戸が細目に開けてある |
195 |
枝 |
枝 |
小さい枝折戸のあるのを |
195 |
ウノハナ |
うのはな |
丁度卯の花の真っ白に |