255 |
リンゴ |
リンゴ |
リンゴのなみ木 |
255 |
並木 |
なみ木 |
リンゴのなみ木 |
256 |
木 |
リンゴの木 |
防火道路に、リンゴの木を植えさせてもらえないでしょうか。 |
256 |
実 |
赤い実 |
赤い実のなる街路樹を育てたいと思うのです。 |
256 |
街路樹 |
街路樹 |
赤い実のなる街路樹を育てたいと思うのです。 |
256 |
リンゴ |
リンゴの木 |
防火道路に、リンゴの木を植えさせてもらえないでしょうか。 |
256 |
街路樹 |
街路樹 |
防火道路のまん中に、なにか適当な街路樹を植えようという話が、 |
257 |
街路樹 |
街路樹 |
防火道路に何か街路樹を植える計画があるということだから。 |
257 |
木 |
リンゴの木 |
土地の特産物であるリンゴの木を植えたらどうだろう。 |
257 |
リンゴ |
リンゴの木 |
土地の特産物であるリンゴの木を植えたらどうだろう。 |
257 |
ブドウ |
ブドウ |
街路にブドウだなを作ったり、果樹を植えたりしていることなども、 |
257 |
街路樹 |
街路樹 |
その道路に植えてあるニレやアカシアの街路樹が、 |
257 |
アカシア |
アカシア |
その道路に植えてあるニレやアカシアの街路樹が、 |
257 |
ニレ |
ニレ |
その道路に植えてあるニレやアカシアの街路樹が、 |
257 |
果樹 |
果樹 |
街路にブドウだなを作ったり、果樹を植えたりしていることなども、 |
258 |
リンゴ |
リンゴ |
リンゴが栽培のむすかしい木だということぐらいは、自分たちも知っている。 |
258 |
街路樹 |
街路樹 |
費用にしても、ほかの街路樹よりはすっとかかりますし、 |
258 |
リンゴ |
リンゴ |
リンゴは栽培のむすかしい木です。 |
258 |
リンゴ |
リンゴ |
なるほど、リンゴの街路樹とは、私たちも考えつきませんでしたな。 |
258 |
木 |
木 |
リンゴが栽培のむすかしい木だということぐらいは、自分たちも知っている。 |
258 |
木 |
木 |
リンゴは栽培のむすかしい木です。 |
259 |
植樹 |
植樹 |
今度の植樹の計画のうちで、大事なことの一つは、 |
259 |
植樹 |
植樹 |
ぼくら千五百人、共同して植樹する。 |
259 |
リンゴ |
リンゴ |
それがおしすすめられて、リンゴの実を盗むような人が、 |
259 |
実 |
実 |
それがおしすすめられて、リンゴの実を盗むような人が、 |
259 |
実 |
実 |
ぼくらは、赤い美しい実をみのらせることによって、 |
260 |
木 |
木 |
そうだ、ぼくらの植樹は、たた木を植えるだけの仕事ではない。 |
260 |
植樹 |
植樹 |
植樹に対する生徒たちの変わらない熱意を聞いて、 |
260 |
リンゴ |
リンゴ |
全員一致で、リンゴ植樹の計画が、 |
260 |
植樹 |
植樹 |
そうだ、ぼくらの植樹は、たた木を植えるだけの仕事ではない。 |
260 |
植樹 |
植樹 |
全員一致で、リンゴ植樹の計画が、 |
262 |
実 |
よい実 |
どうか、がんばって、よい実をみのらせてください。 |
262 |
植樹 |
植樹 |
さて、その年はもう植樹の時期が過ぎていたので、 |
262 |
植樹 |
植樹 |
植樹、植林についての専門の勉強がはじまりました。 |
262 |
植林 |
植林 |
植樹、植林についての専門の勉強がはじまりました。 |
263 |
実 |
実 |
苗木と言っても、どれも実のなるのもまぢかな、五、六年生のわか木でしたから、、 |
263 |
植樹 |
植樹 |
いよいよ年来の夢を実現すべく、植樹に取りかかることになりました。 |
263 |
リンゴ |
リンゴ |
市の費用で前の年に買いつけておいたリンゴの苗木四十本を、 |
263 |
苗木 |
苗木 |
市の費用で前の年に買いつけておいたリンゴの苗木四十本を、 |
263 |
果樹園 |
果樹園 |
近くの村の果樹園から引き取ってきました。 |
263 |
根 |
根 |
五、六年生のわか木でしたから、根をいためないように、 |
263 |
苗木 |
苗木 |
引き取ってきた苗木は、防火道路の緑地帯に、 |
263 |
リンゴ |
リンゴ |
四十本のリンゴのわか木が、整然とならんでいるところは、 |
263 |
わか木 |
わか木 |
四十本のリンゴのわか木が、整然とならんでいるところは、 |
263 |
若木 |
わか木 |
五、六年生のわか木でしたから、根をいためないように、 |
263 |
苗木 |
苗木 |
苗木と言っても、どれも実のなるのもまぢかな、五、六年生のわか木でしたから |
264 |
植樹 |
植樹 |
当然やらなければならない植樹のあとの仕事なので、 |
264 |
木 |
リンゴの木 |
リンゴの木が舞台の下じきにされことさえありました。 |
264 |
リンゴ |
リンゴの木 |
リンゴの木が舞台の下じきにされことさえありました。 |
264 |
幹 |
木の幹 |
商店の大きな旗が木の幹にしばりつけらけたこともありました。 |
264 |
木 |
木の幹 |
商店の大きな旗が木の幹にしばりつけらけたこともありました。 |
264 |
薪 |
マキ |
まわりのサクをマキがわりに盗んで行ったり、 |
264 |
柵 |
サク |
まわりのサクをマキがわりに盗んで行ったり、 |
264 |
リンゴ |
リンゴ |
町の人々がリンゴのなみ木を愛してくれないことです。 |
264 |
枯れ葉 |
枯れ葉 |
毎日、植え木の虫を捕ったり、枯れ葉をむしったり、 |
264 |
植え木 |
植え木 |
毎日、植え木の虫を捕ったり、枯れ葉をむしったり、 |
264 |
並木 |
なみ木 |
町の人々がリンゴのなみ木を愛してくれないことです。 |
265 |
植樹 |
リンゴ植樹 |
それは、東中学校生徒のリンゴ植樹のことが、朝日新聞に |
265 |
木 |
植えた木 |
植えた木のうち、十九本が枯れてしまったことです。 |
265 |
苗木 |
苗木 |
手紙にそえて苗木の寄付を申し出てくれましたし、 |
265 |
リンゴ |
リンゴ植樹 |
それは、東中学校生徒のリンゴ植樹のことが、朝日新聞に |
266 |
木 |
木 |
なみ木通りに住む人の中には、毎日、木のまわりに水をかけてくれる |
266 |
木 |
木 |
「木を大切にしますから。」という条件で |
266 |
並木 |
なみ木 |
なみ木通りに住む人の中には、毎日、木のまわりに水をかけてくれる |
266 |
並木 |
なみ木 |
リンゴのなみ木に対する町の人々の理解も、 |
266 |
リンゴ |
リンゴ |
リンゴのなみ木に対する町の人々の理解も、 |
266 |
リンゴ |
リンゴの花 |
リンゴの花が咲いたら、押し花にして送ってください、 |
266 |
並木 |
なみ木 |
生徒をつれてリンゴのなみ木を見に行きます、 |
266 |
リンゴ |
リンゴ |
生徒をつれてリンゴのなみ木を見に行きます、 |
267 |
木 |
枯れた木 |
秋には、枯れた木のあとに、新しい苗木を植えました。 |
267 |
苗木 |
苗木 |
秋には、枯れた木のあとに、新しい苗木を植えました。 |
267 |
植樹 |
植樹 |
つまり生徒が植樹の計画を建ててから、まる三年めの秋、約二十本の木に、四十八個の実がみのりました。 |
267 |
木 |
木 |
植樹の計画を建ててから、まる三年めの秋、約二十本の木に、四十八個の実がみのりました。 |
267 |
実 |
実 |
まる三年めの秋、約二十本の木に、四十八個の実がみのりました。 |
267 |
実 |
実 |
その実は日ましたに大きさを増し、しだいに赤みを加えてゆきました。 |
267 |
木 |
木 |
その年の春さいた花は、木の成長を考えて、 |
268 |
リンゴ |
リンゴ |
リンゴのなみ木のそばに住み、ひまがあると、 |
268 |
並木 |
なみ木 |
リンゴのなみ木のそばに住み、ひまがあると、 |
269 |
リンゴ |
リンゴ栽培 |
山間の小都会におけるリンゴ栽培という、小さな事がらです。 |