ニチボウ貝塚のオリンピックに行った半田百合子さんが、「スランプの時は基本に戻れ」と語ったことも紹介しておきたいと思います。
われわれ木材業界においても、スランプになることが多いわけです。その時には、どうしたらよいか分からないようになってしまいます。ニチボウ貝塚のバレーボールチームで鍛えられた半田さんたちは、そのようなスランプの時には、「基本へもう一遍戻ってやりなおそう」とやり直して、それによってスランプから脱出していったということです。
ですから、われわれの商売で具合が悪くなった時に、もう一遍商売の基本とは何であったか、自分のところでいまやっている小売りは小売り、問屋は問屋、製材所は製材所として、基本問題で何か抜けているところはないかというところへ戻って考えてみるということは大事なことではないでしょうか。