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小説と木
  1. ヤシ 12箇所

城山三郎の小説「浮上」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は1959年、文庫本におけるページ数は75ページ
ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
213 白木 白木 白木の箱を素子に手渡す数ヶ月後の
214 椰子の林 みごとなココ椰子(やし)の林が、その波打際まで
214 木立 木立 椰子の木立の間には、釣鐘ののような草葺小屋が点々と散り、
214 ヤシ ココ椰子 みごとなココ椰子(やし)の林が、その波打際まで
214 ヤシ 椰子 椰子の木立の間には、釣鐘ののような草葺小屋が点々と散り、
217 なまこ板 少し離れた椰子林の中に、なまこ板を張ったバラックの宿舎もできた。
217 ヤシ 椰子林 少し離れた椰子林の中に、なまこ板を張ったバラックの宿舎もできた。
225 ヤシ 椰子油 あの椰子油くさい女の中に・・・・。
225 ヤシ 椰子 あの椰子割のナイフでやられたりすりゃ、こたえるぜ」
225 羽目板 羽目板 いそいで窓の羽目板に顔を寄せた。
231 ヤシ 椰子林 そのままの姿勢でするする椰子林を縫い、
231 棍棒 棍棒 棍棒(こんぼう)を手に持ち直して身構えた。
231 ヤシ 椰子の実 いつ椰子の実が落ちてくるかと、気が気でない。
231 樹幹 樹幹 黒い椰子の樹幹がまっすくのびている。
231 落ちてくる椰子の実、その実にあたって死んだ兵隊も居た
231 木蔭 木蔭 涼しい木蔭がいいというので、
231 ヤシ 椰子の実 高い梢から、すさまじい加速度で落ちてくる椰子の実、
231 ヤシ 椰子 黒い椰子の樹幹がまっすくのびている。
231 高い梢から、すさまじい加速度で落ちてくる椰子の実、
233 葉陰 葉陰 芭蕉の葉陰からは、虫の鳴声がきこえた。
237 ヤシ 椰子 椰子から取ったカヴァ酒の勢いに、よく喧嘩が起こった。
238 芭蕉の葉を騒がす夜風にのってきこえてくるような気がした。
239 木蔭 木蔭 椰子の大きな木蔭に立ちすくみ、
239 パンタナスの葉で葉巻をつくったり、
239 ヤシ 椰子 椰子の大きな木蔭に立ちすくみ、
255 手足のように使って薪を積上げる。
258 薪がはげしく炎を燃え立たせている。
258 ヤシ 椰子林 椰子林越しには、小笠原の命を奪った夕凪の海が、
258 読経の声と薪のはじける音、
258 丸太 丸太 太い丸太を縦横に背より高く積み、
259 丸太 丸太 丸太に火が廻ると、皮膚が裂け、
261 薪の燃え落ちる音がした。
  1. 毎日が日曜日
  2. 官僚たちの夏
  3. メイド・イン・ジャパン
  4. 浮上
  5. 総会屋錦城
  6. 輸出
  7. 浮上
  8. 社長室
  9. 事故専務
  10. プロペラ機・着陸待て
  11. そうか、もう君はいないのか
  12. 乗取り
  13. よみがえる力は、どこに
  14. 部長の大晩年
  15. 打たれ強く生きる
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