213 |
白木 |
白木 |
白木の箱を素子に手渡す数ヶ月後の |
214 |
林 |
椰子の林 |
みごとなココ椰子(やし)の林が、その波打際まで |
214 |
木立 |
木立 |
椰子の木立の間には、釣鐘ののような草葺小屋が点々と散り、 |
214 |
ヤシ |
ココ椰子 |
みごとなココ椰子(やし)の林が、その波打際まで |
214 |
ヤシ |
椰子 |
椰子の木立の間には、釣鐘ののような草葺小屋が点々と散り、 |
217 |
板 |
なまこ板 |
少し離れた椰子林の中に、なまこ板を張ったバラックの宿舎もできた。 |
217 |
ヤシ |
椰子林 |
少し離れた椰子林の中に、なまこ板を張ったバラックの宿舎もできた。 |
225 |
ヤシ |
椰子油 |
あの椰子油くさい女の中に・・・・。 |
225 |
ヤシ |
椰子 |
あの椰子割のナイフでやられたりすりゃ、こたえるぜ」 |
225 |
羽目板 |
羽目板 |
いそいで窓の羽目板に顔を寄せた。 |
231 |
ヤシ |
椰子林 |
そのままの姿勢でするする椰子林を縫い、 |
231 |
棍棒 |
棍棒 |
棍棒(こんぼう)を手に持ち直して身構えた。 |
231 |
ヤシ |
椰子の実 |
いつ椰子の実が落ちてくるかと、気が気でない。 |
231 |
樹幹 |
樹幹 |
黒い椰子の樹幹がまっすくのびている。 |
231 |
実 |
実 |
落ちてくる椰子の実、その実にあたって死んだ兵隊も居た |
231 |
木蔭 |
木蔭 |
涼しい木蔭がいいというので、 |
231 |
ヤシ |
椰子の実 |
高い梢から、すさまじい加速度で落ちてくる椰子の実、 |
231 |
ヤシ |
椰子 |
黒い椰子の樹幹がまっすくのびている。 |
231 |
梢 |
梢 |
高い梢から、すさまじい加速度で落ちてくる椰子の実、 |
233 |
葉陰 |
葉陰 |
芭蕉の葉陰からは、虫の鳴声がきこえた。 |
237 |
ヤシ |
椰子 |
椰子から取ったカヴァ酒の勢いに、よく喧嘩が起こった。 |
238 |
葉 |
葉 |
芭蕉の葉を騒がす夜風にのってきこえてくるような気がした。 |
239 |
木蔭 |
木蔭 |
椰子の大きな木蔭に立ちすくみ、 |
239 |
葉 |
葉 |
パンタナスの葉で葉巻をつくったり、 |
239 |
ヤシ |
椰子 |
椰子の大きな木蔭に立ちすくみ、 |
255 |
薪 |
薪 |
手足のように使って薪を積上げる。 |
258 |
薪 |
薪 |
薪がはげしく炎を燃え立たせている。 |
258 |
ヤシ |
椰子林 |
椰子林越しには、小笠原の命を奪った夕凪の海が、 |
258 |
薪 |
薪 |
読経の声と薪のはじける音、 |
258 |
丸太 |
丸太 |
太い丸太を縦横に背より高く積み、 |
259 |
丸太 |
丸太 |
丸太に火が廻ると、皮膚が裂け、 |
261 |
薪 |
薪 |
薪の燃え落ちる音がした。 |