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小説と木
  1. クルミ 8箇所
  2. ライラック 3箇所

庄野潤三の小説「静物」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は1959年、文庫本におけるページ数は83ページ
ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
230 灌木 灌木 その向こうに灌木の茂みのある丘の斜面が見える。
237 板を打ち抜いた大きな釘を足の裏に
243 積木 積木 積木や輪投げの台、野球のクラブなど
253 大工 大工 「あれは大工さん?」
260 板のきれっぱしみたいに固い。
260 だから、この村の人は「板」と云っている。
260 「板」が出耒ていたら、
262 その上に木を一本渡して通れるようにしてある。
262 水路に渡した木の上に氷が張っているところがあった。
265 クルミ 胡桃 子供達に胡桃を一袋くれた。
266 胡桃 胡桃 女の子だけが胡桃を自分の勉強机の引出しの中にしまった。
267 クルミ 胡桃 友達に胡桃のことを話した翌日、
267 クルミ 胡桃 抽出の中から胡桃をつかんで、スカートのポケットに入れて行った。
267 クルミ 胡桃 「胡桃も持って来た」
268 クルミ 胡桃 「あの固い胡桃、どうして割ったんだろう?
268 クルミ 胡桃 二人で胡桃を手に持って歩いていたのよ。
268 クルミ クルミ 「クルミ探してるんだろう」って云うの。
273 ライラック ライラック 父親がライラックを眺めている時、
273 ライラック ライラックの木 庭のライラックの木のそばに父親が突っ立っている。
273 彼はひょろひょろと延びた枝を見たり、
273 ライラック ライラック このライラックは家族がこの家へ移って来た翌年の春に植えられた。
273 中心となる幹が出来なくて、根からすぐに分かれた枝がどれも同じくらいの
273 中心となる幹が出来なくて、根からすぐに分かれた枝がどれも同じくらいの
273 木のうしろに隠れることが出来るくらい茂ってくれるといいと。
278 キリ 桐の木 桐の木があったな。どうも、
290 筏流しというのは、
290 山で伐った木を何本も組んで筏をこしらえて、
290 この人が筏を流しに来ているうちに川下から
290 むかし筏流しをしていた人だ。
307 葉っぱ 葉っぱ 木の葉っぱや紙きれと一緒に箱の中に入れておいてやると、
307 近所の家の庭の木にいた。
307 木の実 木の実 友達とビストルの弾丸にする小さな木の実を取っていた時のことで。
307 木の葉っぱや紙きれと一緒に箱の中に入れておいてやると、
  1. 舞踏
  2. プールサイド小景
  3. 相客
  4. 五人の男
  5. イタリア風
  6. 静物
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