32
| ツツジ |
つつじ |
つつじの株の根もとに坐った |
32
| ウメ |
梅の木 |
梅の木下に |
98
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を切るな |
98
| ウメ |
梅 |
梅はほころびかけている |
101
| 木 |
木 |
都独特の木を持っている |
101
| 木 |
木 |
東京の木である |
101
| ケヤキ |
けやき |
武蔵野の木であり |
101
| ケヤキ |
けやき |
けやきという木は |
101
| ケヤキ |
けやき |
一本のけやきの木も |
101
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木は残っている |
101
| ケヤキ |
けやき |
美しいけやきの木は |
101
| ケヤキ |
けやき |
けやきの林も |
101
| ケヤキ |
けやき |
それぞれのけやきの |
101
| ケヤキ |
けやき |
けやきの美しさであった |
101
| マロニエ |
マロニエ |
美しいマロニエの林を思い出す |
101
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を切るな |
101
| ケヤキ |
けやき |
けやきの林を持った |
101
| エンジュ |
エンジュ |
北京は槐樹である |
101
| シラカバ |
白樺 |
モスクワは白樺である |
101
| ケヤキ |
けやき |
けやきの都であった |
101
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木も切ってはならぬ |
101
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を大切にし |
101
| ケヤキ |
けやき |
けやきの林があちこちに点在していた |
102
| ケヤキ |
けやき |
けやきの竝木道を散歩できたら |
102
| ケヤキ |
けやき |
一本のけやきの木も切ってはならぬ |
102
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を切るな |
102
| ケヤキ |
けやき |
けやきの竝木を歩くことができる |
104
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を切らないように |
104
| ケヤキ |
けやき |
「けやきだって、葉が落ちるでしょう」 |
104
| イチョウ |
銀杏 |
「銀杏?銀杏なんて、葉ばかり落ちてこまる」 |
104
| イチョウ |
銀杏 |
銀杏の東京にした方が |
104
| ケヤキ |
けやき |
東京のけやきの木は |
104
| ケヤキ |
けやき |
一本のけやきの木も切らぬ |
104
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木って |
104
| イチョウ |
銀杏 |
銀杏の方が好き |
105
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を切らないですむなら |
106
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の生えている |
106
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木のせいにしております |
106
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木が切られようと |
106
| ケヤキ |
けやき |
けやき随筆に関して |
106
| ケヤキ |
けやき |
けやきが切られて行くことに |
107
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を切れと言って |
107
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を守る運動を |
107
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を切るな |
107
| ケヤキ |
けやき |
けやき事件の訴えであった |
107
| 木 |
木 |
東京中の木は |
107
| 木 |
木 |
大きな木ですから |
107
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を切るように |
107
| 木 |
老木 |
老木であってみれば |
108
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木があるか |
108
| ケヤキ |
けやき |
けやき好きが何人か集まりまして |
108
| ケヤキ |
けやき |
ひとからけやきちがい、けやきちがいと言われております |
108
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の見回りでございます |
108
| ケヤキ |
けやき |
東京にあるけやきの木では |
109
| 木 |
木 |
いい木は年々少なくなって行きます |
109
| 木 |
木 |
木が切られる時は |
109
| 木 |
木 |
木にも魂があると言われますが |
109
| ケヤキ |
けやき |
いいけやきといったものはあるでしょうな |
109
| 木 |
木 |
木が切られます時は |
109
| 木 |
木 |
木が別れにくるとしか |
109
| 木 |
木 |
いい木が何本か姿を消しました |
109
| 木 |
木 |
木が別れにくるのでございます |
110
| ケヤキ |
けやき |
けやき随筆を書くべきではないか |
110
| ケヤキ |
けやき |
けやきという言葉が聞こえてくると |
110
| ケヤキ |
けやき |
一本のけやきの木も切らぬ |
110
| ケヤキ |
けやき |
けやき公園を造ったらどうだろう |
111
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木、けやきの木と、けやきの木に夢中になってい人は |
111
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を守る運動 |
111
| 樹木 |
樹木 |
樹木を大切にしましょう |
112
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木も |
112
| 葉 |
葉 |
秋になって葉が落ちると |
112
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木はきらいです |
112
| ケヤキ |
けやき |
けやき、けやきと、けやきのことばかり言うな。けやきばかりが木ではない |
112
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を美しい、美しいといっていらっしゃるが |
113
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の都を |
113
| ポプラ |
ポプラ |
ポプラかプラタナスと決まっている |
113
| プラタナス |
プラタナス |
ポプラかプラタナスと決まっている |
113
| イチョウ |
銀杏 |
銀杏のほうが好きだって |
113
| ケヤキ |
けやき |
けやきの街路樹なんて聞いたことがない |
114
| ケヤキ |
けやき |
けやきの問題さ |
114
| ケヤキ |
けやき |
けやきとはなんだ |
114
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木が好きか |
115
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木に関する手紙や葉書が |
115
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木がある |
115
| ケヤキ |
けやき |
東京都内のけやきなら |
116
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の並木を作るとか |
116
| ケヤキ |
けやき |
みごとなけやきの木 |
116
| ケヤキ |
けやき |
もう一回けやきの木のことを |
116
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の公園を |
117
| 木 |
老木 |
老木もあれば |
117
| ケヤキ |
けやき |
いいけやきの木があるようですね |
117
| ケヤキ |
けやき |
けやきの追討をかけるのは |
117
| ケヤキ |
けやき |
樹木というものに対する |
118
| ケヤキ |
けやき |
けやきちがい五、六人と |
118
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を守るために |
118
| ケヤキ |
けやき |
けやきの大家だと思ってます |
119
| ケヤキ |
けやき |
けやきらしゅうございます |
121
| ケヤキ |
けやき |
けやきを切るか |
121
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木だそうで |
121
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木があるんだね |
121
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を切っても |
121
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木に関係あることなんだね |
122
| ケヤキ |
けやき |
ばかでかいけやきの木が |
122
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木のために |
123
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の方を正面に立てる方が |
123
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木になりました |
123
| ケヤキ |
けやき |
けやき一点張りです |
123
| ケヤキ |
けやき |
一本のけやきも切るな |
125
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を切るなと言っても |
125
| ケヤキ |
けやき |
一本のけやきの木も切るな |
130
| ケヤキ |
けやき |
この木は切られる運命にあると思います |
131
| 木 |
木 |
木は切られる |
132
| ケヤキ |
けやき |
あのけやきの木と心中です |
132
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木も |
132
| ケヤキ |
けやき |
あのけやきの木にこもっておりますからね |
132
| ケヤキ |
けやき |
あのけやきの木は |
133
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木は残さんといけませんな |
133
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の方に関しては |
133
| ケヤキ |
けやき |
大きな樹枝をひろげているけやきの木を見あげた |
133
| 木 |
木 |
いい木ですな |
133
| ケヤキ |
けやき |
「いいけやきの木ですな」 |
134
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木は自由にさせませんよ |
134
| ケヤキ |
けやき |
一本のけやきの木も切るな |
134
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の都を作れ |
136
| ケヤキ |
けやき |
けやきに身も心も捧げている人物であった |
136
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の心までよく判るという人物であるから |
137
| ケヤキ |
けやき |
けやきに対する愛情に |
137
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の都をお作りになるとお書きになっていましたが |
137
| ケヤキ |
けやき |
けやきに関する造詣と知識も相当なものらしかったし |
137
| ケヤキ |
けやき |
東京のけやきの木の中で立派なのを |
137
| ケヤキ |
けやき |
「いけません、もう東京のけやきは」 |
138
| ケヤキ |
けやき |
この時期のけやきは立派でございます |
138
| ケヤキ |
けやき |
老木と言われたり |
138
| ケヤキ |
けやき |
けやきはよろしゅうございますな |
138
| ケヤキ |
けやき |
東京にあるけやきの木で高齢のものは、大体三百年ぐらいのものかと思います |
138
| ケヤキ |
けやき |
「そういうけやきの木を見せていただきたいですね」 |
138
| ケヤキ |
けやき |
「ほう、けやきの木の壮年期は二百年から三百年ですか」 |
138
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木が本当に堂々たる貫禄を持って参りますのは |
139
| 木 |
老木 |
老木は、そうたくさんございません |
139
| 木 |
老木 |
「そんなにたくさん老木がありますか」 |
139
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木のために |
139
| 木 |
木 |
見ていただけない木は悲しむことでございましょうが |
139
| 木 |
木 |
若く威勢のいい木の方にも |
139
| ケヤキ |
けやき |
けやきの竝木も |
140
| ケヤキ |
けやき |
いけやきの木がいやがるかも判らん |
140
| ケヤキ |
けやき |
けやき、けやきで、一生生きた老人に |
140
| ケヤキ |
けやき |
けやきという木は神経質だからな |
140
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を見に行くんだ |
140
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木に好感を持っているとも |
140
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を見て回る |
140
| ケヤキ |
けやき |
けやききちがいの老人と一緒に |
140
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木にきらわれるような |
141
| ケヤキ |
けやき |
「けやきの木の下で休むこともあるでしょう」 |
141
| ケヤキ |
けやき |
けやき日和でございます |
142
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木がいやがると申します |
142
| ケヤキ |
けやき |
小学校の校庭に最年長者のけやきがございます |
142
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木が悦んでいる様子が |
142
| ケヤキ |
けやき |
けやきどもも悦ぶことでございましょう |
142
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を見に出かけるような |
143
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の怨霊の為せる業だ |
143
| ケヤキ |
けやき |
やはりけやきの木に関することであった |
143
| ケヤキ |
けやき |
くるまが一台ふえると、けやきが一本枯れて行く |
143
| ケヤキ |
けやき |
東京にはけやきの竝木がございました |
143
| ケヤキ |
けやき |
けやきの祟りだ |
144
| 木 |
木 |
なるほど木というものはみごとなものである |
144
| 木霊 |
木霊 |
木霊、木魂というような言葉もございますし |
144
| 木 |
木 |
木には霊魂が宿どっております |
144
| 木 |
木 |
樹齢何百年というような木には |
144
| 木 |
木 |
人間も木のようでございましたら |
144
| 木 |
木 |
木の寿命には及ばないにしましても |
144
| 木 |
木 |
木は性が自然で |
144
| 木 |
木 |
木の精などという言葉もございます |
144
| 木魂 |
木魂 |
木霊、木魂というような言葉もございますし |
145
| 巨木 |
巨木 |
二本の巨木の立っている場所に移動した |
145
| ケヤキ |
けやき |
「けやきもこのくらいになりますと、―」 |
145
| 幹 |
幹 |
それぞれ幹も立派であるし |
145
| 巨木 |
巨木 |
巨木の堂々たる貫禄を掴むことができる |
145
| 木 |
木 |
「よくこんなところに、こんな大きな木が残っているものですね」 |
145
| ケヤキ |
けやき |
空を見あげない限りけやきの木とは思えない |
145
| ケヤキ |
けやき |
枝の張り方はけやきであるが |
145
| 木 |
木 |
巨大な二本の木が飛びこんで来た |
146
| 樹肌 |
樹肌 |
老人は樹肌に手を当てたまま言った |
146
| 木 |
木 |
木の幹もこのようになります |
146
| 木 |
木 |
明治維新も知っております。空襲も、終戦もしっております。たいした木でございます |
146
| ケヤキ |
けやき |
けやきの巨木に別れを告げることにした |
146
| ケヤキ |
けやき |
まだけやきの木の梢を仰いでいる |
146
| 木 |
木 |
ほんとうに立派な木 |
146
| 木 |
木 |
この木の前に立つと |
146
| 木 |
木 |
いろいろなものを見て来た木でございます |
146
| 梢 |
梢 |
高い梢を見上げながら |
146
| 樹肌 |
樹肌 |
樹肌の上に手を当ててみた |
147
| 木 |
木 |
あの木の根もとに置いて来ました |
148
| ケヤキ |
けやき |
けやきであることだけは間違いございません |
148
| ケヤキ |
けやき |
その大けやきの梢を眼に収めることはできなかった |
148
| ケヤキ |
けやき |
「向こうに大けやきの梢がみえます」 |
148
| ケヤキ |
けやき |
くるまがけやき通りを抜け |
148
| ケヤキ |
けやき |
けやきの植わっている商店街を走った |
148
| ケヤキ |
けやき |
まだ幼いけやきで |
148
| ケヤキ |
けやき |
けやきの街路樹が植わっておりますから |
148
| ケヤキ |
けやき |
このけやき通りのことをコラム欄に書こうと思った |
149
| ケヤキ |
けやき |
昔のけやき竝木の一部が残っているのかも知れない |
149
| モモ |
桃 |
「桃でございます」 |
149
| ウメ |
梅 |
「まあ、梅がきれい」 |
149
| ケヤキ |
けやき |
けやきの方では有名な家です |
149
| 梢 |
梢 |
その梢がみえている |
149
| ケヤキ |
けやき |
その屋敷内にも何本かのけやきの木があって |
149
| ケヤキ |
けやき |
一群のけやきの木のところへ行き |
150
| 木 |
木 |
その木の梢を見上げて |
150
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木をごらんになれます |
150
| ケヤキ |
けやき |
庭の隅に大きなけやきの木が |
150
| ケヤキ |
けやき |
これから見るけやきはあれとは違いますが |
150
| ケヤキ |
けやき |
老人のけやき病が感染してしまったらしく |
150
| ケヤキ |
けやき |
「高井戸のけやき竝木はご存じでございましょう」 |
150
| 巨木 |
巨木 |
みんに喋らせないだけのものをその巨木は持っていた |
150
| ウメ |
梅 |
「向こうのは梅でございます」 |
150
| モモ |
桃 |
「桃ですか。離れてみると紅梅みたいですわ。向こうにも桃がありますのね」 |
150
| ケヤキ |
けやき |
工場の煙突の右手の方にみごとなけやきが |
150
| ウメ |
紅梅 |
「桃ですか。離れてみると紅梅みたいですわ。向こうにも桃がありますのね」 |
151
| ケヤキ |
けやき |
みごとなけやきの大木が竝んでいる |
151
| 梢 |
梢 |
梢の網の目は |
151
| 梢 |
梢 |
梢は早春の空を背景にこまかい網の目をひろげている |
151
| 梢 |
梢 |
梢を見あげていた |
151
| 防風林 |
防風林 |
「昔、防風林として、屋敷の周りに植えましたものの残りでございます」 |
151
| 並木 |
竝木 |
竝木の一部が取り残されている感じである |
152
| ケヤキ |
けやき |
これだけのけやきがあるんですから |
152
| 梢 |
梢 |
「でも、きれいですものね、梢が」 |
153
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の幹を見あげるにはいいが |
154
| ケヤキ |
けやき |
必ずけやきの木があった |
154
| ケヤキ |
けやき |
けやき竝木と言っても |
154
| 並木 |
竝木 |
竝木の名残であることには違いなかった |
154
| 並木 |
竝木 |
立派な竝木であったものが |
154
| ケヤキ |
けやき |
地上に降り立ってはけやきの木を眺めた |
154
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の梢を仰ぐことはなかった |
154
| 並木 |
竝木 |
みごとな竝木とは言えなかった |
154
| ケヤキ |
けやき |
数本のけやきが寄り添うようにして立っていることもあった |
154
| ケヤキ |
けやき |
けやき竝木があることもあけば |
155
| ケヤキ |
けやき |
必ずけやきの木があり |
155
| ケヤキ |
けやき |
「神明町のけやきと、荻窪の八幡神社のけやきは、もう百年ほどいたしますと、みごとになると思いますが、奥様は、どちらのけやきがお好きでございますか」 |
155
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木がある以上は |
155
| 並木 |
竝木 |
「竝木では、五日市街道の竝木がまあまあでございますな」 |
157
| 樹木 |
樹木 |
樹木というものは病気になっても |
158
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を語る資格はないと思いますわ |
158
| ケヤキ |
けやき |
けやきの生まれ変わりだ |
158
| ケヤキ |
けやき |
けやきのところへ行ったんだ |
160
| 巨木 |
巨木 |
巨木の胴体だけが |
160
| ケヤキ |
けやき |
老人はけやきの木を上から下へと眺め渡すようにして言った |
160
| 巨木 |
巨木 |
巨木は巨木だが |
160
| ケヤキ |
けやき |
けやきの巨木が一本立っていた |
160
| ケヤキ |
けやき |
「なるほどけやきの木がありますな」 |
161
| 木 |
木 |
木の肌に触ってみた |
161
| 巨木 |
巨木 |
あとは巨木そのものに語りかけるように |
161
| 木 |
木 |
この木の生まれつきはあまり倖せであるとは言えません |
161
| 巨木 |
巨木 |
巨木の周囲を回っていたが |
161
| 梢 |
梢 |
元気で梢を高く伸ばしていた頃は |
162
| 木 |
木 |
きょうお目にかけた木の中では、これだけが名が出ておりません |
162
| 木 |
木 |
この死んだ木につき合っていただきまして、本当にありがとうございます |
162
| 木 |
木 |
老人はゆっくりと木をふたまわりほどすると |
162
| 木 |
木 |
私がこの木に始めて会ったのは |
162
| 木 |
木 |
「これは有名な木ですか」 |
162
| 巨木 |
巨木 |
枯れた巨木の周囲をゆっくりと回った |
163
| ケヤキ |
けやき |
夢にもけやきの木が出てくる |
163
| ケヤキ |
けやき |
眠るときもけやきの木のことを考えるんでしょうね |
163
| 巨木 |
巨木 |
確かにけやきの巨木は他界し、いま老人はその死を悲しんでいるに違いないのであった |
163
| ケヤキ |
けやき |
けやきのもとを離れると |
163
| ケヤキ |
けやき |
けやきのことを考え |
163
| ケヤキ |
けやき |
ご飯を食べながらけやきのことを考え |
164
| ケヤキ |
けやき |
「おかげで、けやきの木をずいぶん見ましたわね」 |
164
| ケヤキ |
けやき |
けやきでございます |
164
| ケヤキ |
けやき |
「あそこにあるのはけやきの木でしょう」 |
164
| ケヤキ |
けやき |
けやきらしい木の梢がかたまって浮き上がって見えている |
165
| サクラ |
桜 |
桜は大分おくれるのではないかという新聞の報道だった |
177
| ケヤキ |
けやき |
ゴルフの代わりにけやきの木を見に行きましょうか |
177
| ケヤキ |
けやき |
けやきもけやきだが、きょうはいやだった |
179
| ケヤキ |
けやき |
「わたし、これからけやきを見に行きます」 |
181
| サクラ |
桜 |
無人の集落に桜の花だけが咲いているような気がする |
182
| サクラ |
桜 |
桜といっしょにライラックも枝々を白い花で飾った |
182
| 木 |
木 |
小さい木ばかりである |
182
| アンズ |
杏 |
杏、みずき、れんぎょう、ぼけ、といった木が花をつけ、 |
182
| ウメ |
梅 |
それが梅が咲きだした頃から |
182
| ツバキ |
寒椿 |
玄関の横手で寒椿が花をつけていたぐらいである |
182
| レンギョウ |
れんぎょう |
杏、みずき、れんぎょう、ぼけ、といった木が花をつけ、 |
182
| ミズキ |
みずき |
杏、みずき、れんぎょう、ぼけ、といった木が花をつけ、 |
182
| ボケ |
ぼけ |
杏、みずき、れんぎょう、ぼけ、といった木が花をつけ、 |
184
| レンギョウ |
れんぎょう |
黄色いれんぎょうの花が咲き |
184
| ライラック |
ライラック |
純白のライラックの花が咲き盛っている |
186
| ケヤキ |
けやき |
けやき竝木を見て来た |
187
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木って、たいへんなものですわ |
187
| ケヤキ |
けやき |
けやきマダムになりきっている感じである |
187
| 枝 |
枝 |
どの枝も芽が吹き出していて |
187
| ケヤキ |
けやき |
「この前は冬眠中のけやきでした。それは、いまは眼を覚ましています。けやきの本当のきれいさを知るには、いまのけやきをごらんにならなくては」 |
188
| ケヤキ |
けやき |
けやきと話をし、けやきの相談にのってやり、けやきが悲しいときはいっしょに悲しみ、けやきが嬉しい時にはいっしょに悦んでやる |
188
| ケヤキ |
けやき |
これからけやき老人みたいになるよ |
188
| ケヤキ |
けやき |
けやきを見て歩くなどということは |
188
| ケヤキ |
けやき |
新緑のけやきは美しいに違いない |
188
| 木 |
木 |
まだ見て貰いたい木がたくさんあるんですって |
199
| モモ |
桃 |
桜と桃、それにこぶし、ライラックなどの白い花が、 |
199
| サクラ |
桜 |
桜と桃、それにこぶし、ライラックなどの白い花が、 |
199
| ライラック |
ライラック |
桜と桃、それにこぶし、ライラックなどの白い花が、 |
199
| コブシ |
辛夷 |
桜と桃、それにこぶし、ライラックなどの白い花が、 |
203
| 雑木 |
雑木 |
山の雑木に覆われた斜面に眼を当てると |
204
| モクレン |
木蓮 |
「この辺は木蓮が多うございますね」 |
209
| コブシ |
辛夷 |
木蓮の花も見えれば、こぶしの花も見える |
209
| モクレン |
木蓮 |
木蓮の花も見えれば、こぶしの花も見える |
210
| ケヤキ |
けやき |
けやきの大きいのがあるかどうか |
210
| ケヤキ |
けやき |
もしけやきの老木でもあるなら |
210
| ケヤキ |
けやき |
「けやきでございますか、けやきはどうも、―銀杏の大きいのと、もみじの大きいのはございます。もみじは日本一ということになっております」 |
210
| イチョウ |
銀杏 |
銀杏の方も立派でございます |
210
| イチョウ |
銀杏 |
銀杏の方も日本で何本かの中の一本だろうと思います |
210
| イチョウ |
銀杏 |
「それが、銀杏ともみじが同じところに並んでおります」 |
210
| モミジ |
もみじ |
「けやきでございますか、けやきはどうも、―銀杏の大きいのと、もみじの大きいのはございます。もみじは日本一ということになっております」 |
210
| イチョウ |
銀杏 |
「けやきでございますか、けやきはどうも、―銀杏の大きいのと、もみじの大きいのはございます。もみじは日本一ということになっております」 |
210
| モミジ |
もみじ |
「それが、銀杏ともみじが同じところに並んでおります」 |
211
| イチョウ |
銀杏 |
銀杏やもみじにまで手をのばしたら |
211
| モミジ |
もみじ |
銀杏やもみじにまで手をのばしたら |
211
| モミジ |
もみじ |
その銀杏ともみじの巨木をみることを、半ば諦めていた |
211
| 巨木 |
巨木 |
二本の巨木をみるのは |
211
| ケヤキ |
けやき |
けやきだけでも持て余しているところへ |
211
| イチョウ |
銀杏 |
その銀杏ともみじの巨木をみることを、半ば諦めていた |
213
| 雑木 |
雑木 |
雑木の新芽がさぞ美しいことだろうと思われたが |
215
| ケヤキ |
けやき |
けやきとは異なった立派さがあった |
215
| モミジ |
もみじ |
もみじの大木は |
215
| モミジ |
もみじ |
銀杏ともみじの大木が立っている |
215
| イチョウ |
銀杏 |
銀杏ともみじの大木が立っている |
215
| 巨木 |
巨木 |
二本の巨木であった |
215
| ケヤキ |
けやき |
けやきに限らず |
215
| 巨木 |
巨木 |
巨木ともなれば |
215
| モミジ |
もみじ |
もみじの方はいかにも壮年の感じである |
215
| イチョウ |
銀杏 |
「銀杏ですかいな、これが」 |
215
| イチョウ |
銀杏 |
「銀杏の方が珍しいのでしょうか。こちらだけ特別な指定を受けています。」 |
215
| イチョウ |
銀杏 |
もう一本の銀杏の方へ眼をやって |
215
| イチョウ |
銀杏 |
銀杏は銀杏で大きかった |
215
| モミジ |
もみじ |
まずもみじの巨木を見上げた |
215
| 木 |
木 |
いかなる木でも立派だと思った |
216
| イチョウ |
銀杏 |
銀杏でそのくらいのものはないかも知れない |
216
| モミジ |
もみじ |
このもみじの方がいい |
217
| モミジ |
もみじ |
もみじを見上げながら考えていた |
217
| ケヤキ |
けやき |
あのけやき老人は立派だよ |
217
| 木 |
木 |
木を見たかったら木ばかり見るんだね |
217
| モミジ |
もみじ |
このもみじのように |
220
| 樹木 |
樹木 |
樹木の若葉が一つの緑の固まりを造る |
220
| 緑 |
緑 |
緑という色の交響楽である |
220
| 若葉 |
若葉 |
若葉の頃は遠く過ぎ去ってしまっている |
220
| 緑 |
緑 |
東京に緑がなくなってしまったということだ |
221
| 木 |
木 |
青葉しげれる、さくらいの 里のわたりは夕まぐれ 木の下蔭に駒とめて |
221
| 青葉 |
青葉 |
青葉しげれる、さくらいの 里のわたりは夕まぐれ 木の下蔭に駒とめて |
221
| 青葉 |
青葉 |
青葉の木陰というものが |
221
| 木 |
木陰 |
青葉の木陰というものが |
221
| 青葉 |
青葉 |
青葉茂れる、さくらいの |
222
| 木 |
木 |
木の下蔭の空間が |
222
| 木 |
木 |
木の下蔭の空間に |
222
| 木 |
木の葉 |
木の葉の茂っている |
223
| ケヤキ |
けやき |
「そのけやきは、どこにあるの」 |
223
| ケヤキ |
けやき |
老人の方はけやきである |
223
| ケヤキ |
けやき |
けやきのことばかりやっているわけには行かないでしょうから |
223
| 若葉 |
若葉 |
いま若葉を吹き出そうとしている。ぜひ見に来てくれないか、 |
226
| 樹木 |
樹木 |
樹木に眼を注ぎやすいように |
226
| ケヤキ |
けやき |
そのけやきの木をみることですからね |
227
| 木 |
木 |
「夢にその木が出て来たと言っていましたね」 |
227
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の精が出て参りました |
227
| 若葉 |
若葉 |
若葉の傘の下に立ちますと |
227
| ケヤキ |
けやき |
いっぽんのけやきの木であることが判りました |
227
| 若葉 |
若葉 |
美しいけやきの若葉のしげみがございます |
228
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の精から文句が出るかも知れない |
228
| 若葉 |
若葉 |
今年の若葉はとりわけ美しいに違いなく |
228
| 木 |
木 |
木の精が夢の中にまだ現れたくらいですから、 |
228
| ケヤキ |
けやき |
とにかくけやきの木の精の招待を受けたのでございますから |
228
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の精は申したのでございますが |
228
| ケヤキ |
けやき |
けやきの精が言った通りでございました |
229
| ケヤキ |
けやき |
けやきのことを語ると |
229
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を見に参りますときは |
230
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を見せて貰うお返しに |
230
| ライラック |
ライラック |
時折薄紫のライラックの花が眼についた |
230
| ケヤキ |
けやき |
眼に触れたけやきの巨木の所在でも |
231
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木にばかりつき合っているわけには行かなかった |
231
| ケヤキ |
けやき |
いくらけやきの若葉が美しくても |
231
| 木 |
木 |
見てくれと木の精が言っただけのことはございます |
231
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木と同じでございます |
231
| ケヤキ |
けやき |
みごとなけやきの巨木が一本 |
232
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木にも |
232
| 木 |
木 |
あの木は長く生きてきたが |
232
| 木 |
木 |
あの木は生き続けることだろうと思う |
232
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木との約束も果たすことができました |
232
| 木 |
木 |
あの木はまだ何百年も生きることでございましょう |
232
| ケヤキ |
けやき |
あのけやきの木などの眼には |
233
| 木 |
木 |
木というものは長生きができるのでございましょう |
234
| 木 |
木 |
木も、あれだけになりますと、たいしたものでございます |
234
| ケヤキ |
けやき |
「きのうけやきを見に行ったんですか」 |
234
| ケヤキ |
けやき |
けやきに夢中になるのとたいして変わりなかった |
236
| シラカバ |
白樺 |
ぼつぼつ白樺が見えて参りました |
236
| シラカバ |
白樺 |
「この辺の白樺は、どうもきょう芽吹き始めたといったところでございますな」 |
250
| 木 |
木 |
木自身が墓標となっています |
250
| 木 |
木 |
ここは木の墓地ですよ |
250
| 木 |
木 |
死んだ木の立派さには思いをいたす余裕はございませなんだ |
250
| 木 |
木 |
やはり木というものは、何百年も生きるだけあって、立派なものでございますな |
259
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を人手に渡すまい頑張っていた |
259
| バラ |
バラ |
「赤バラも、白バラも、しっとりと落ち着いた色をしている」 |
259
| バラ |
バラ |
バラは梅雨の時が一番きれいに見えるね |
259
| 雑木 |
雑木 |
雑木の緑も重い |
259
| バラ |
バラ |
「そうかな、からっと晴れた時の方がきれいではないのかな、バラは」 |
269
| ケヤキ |
けやき |
けやき社長に一言 |
269
| ケヤキ |
けやき |
けやきを論じ |
271
| ケヤキ |
けやき |
けやき老人よ |
271
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木が街路樹として適当なものであるかどうかは |
271
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木ばかりで埋まってしまったら |
271
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木、けやきの木と |
271
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木のことばかり |
272
| ケヤキ |
けやき |
自分がけやきの木が好きだから |
272
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木が街路樹としていかに不適当であるか |
272
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木に文句をつけているが |
272
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木以外の樹木に無関心というわけではないのである |
272
| ケヤキ |
けやき |
このけやきの木に関する部分も |
272
| ケヤキ |
けやき |
けやき老人の場合は |
272
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木、けやきの木と |
272
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木からはなしなさい |
272
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木で東京の街を埋めて |
272
| ケヤキ |
けやき |
一本のけやきも切るなとおっしゃる |
280
| モモ |
桃 |
オドロキ、桃の木、サンショウの木というのはこのことである |
307
| ケヤキ |
けやき |
「けやきが肝臓に来た?驚いたな」 |
307
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木のことで |
307
| ケヤキ |
けやき |
その木の幹の下のほうが |
307
| ケヤキ |
けやき |
大きなけやきの木があって |
307
| ケヤキ |
けやき |
「けやきの木も、同室の人ですか」 |
308
| ケヤキ |
けやき |
「おや、けやきの木が出て来ました」 |
312
| アジサイ |
あじさい |
薄紫のあじさいの花だけが咲いている |
312
| アジサイ |
あじさい |
あじさいの株の根もとに |
312
| ケヤキ |
けやき |
けやきの世話などやく暇があっら |
313
| 緑 |
緑 |
緑一色の庭の中で |
313
| アジサイ |
あじさい |
生き生きと花をつけているのはあじさいである |
313
| ウメ |
入梅 |
入梅というものはあるんだ |
313
| ウメ |
入梅 |
入梅の頃だと言うのを聞いたことがあり |
313
| 雑木 |
雑木 |
雑木の緑はやたらに重たく |
314
| アジサイ |
あじさい |
あじさいの花の紫色に心を吸われながら |
325
| ケヤキ |
けやき |
けやき老人が訪ねて来た |
326
| ケヤキ |
けやき |
けやきの会では |
326
| ケヤキ |
けやき |
けやきを守る運動を迷惑に思う人間もいる |
326
| ケヤキ |
けやき |
「けやき、ねぇ」 |
326
| ケヤキ |
けやき |
けやきを守る集まりとし |
326
| ケヤキ |
けやき |
けやき同好会といった |
326
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木さえなくなりかねない |
326
| 樹木 |
樹木 |
樹木という樹木を切られ |
326
| ケヤキ |
けやき |
けやきを守る会 |
326
| ケヤキ |
けやき |
けやきを守るのは大切なことだが |
327
| ケヤキ |
けやき |
けやきだけに絞っておけば |
327
| ケヤキ |
けやき |
けやきに関することは一切合財― |
327
| ケヤキ |
けやき |
けやきだけの運動にしても |
327
| ケヤキ |
けやき |
けやき、けやきと言っているけやき気違いもございます |
327
| ケヤキ |
けやき |
けやきだけにしぼっておきましても |
327
| 樹木 |
樹木 |
広く樹木を愛する運動にしたら |
327
| ケヤキ |
けやき |
けやきに関する一切の相談を引き受けることになります |
327
| ケヤキ |
けやき |
真にけやきを守ることにはなりません |
327
| ケヤキ |
けやき |
けやき協会ということになるね |
327
| ケヤキ |
けやき |
けやき気違いはけやき、けやきで、けやきだけでございます |
328
| ケヤキ |
けやき |
けやき、けやきと言っている連中は |
328
| ケヤキ |
けやき |
けやき、けやきと言っている連中には有名人はございません |
328
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木のいいのがあると聞くと |
328
| ケヤキ |
けやき |
一本のけやきの木を守るためには |
328
| ケヤキ |
けやき |
けやきに関する悶着があれば |
328
| ケヤキ |
けやき |
けやきを守る運動に加わった以上 |
330
| ケヤキ |
けやき |
けやきというけやきが泣き出してましょう |
330
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を守るための講演会 |
330
| ケヤキ |
けやき |
けやき老人の顔を |
330
| ケヤキ |
けやき |
けやき老人は急に顔を明るくして言った |
330
| ケヤキ |
けやき |
枝をふり、葉をふり、おいおい泣き出すことでございましょう |
331
| ケヤキ |
けやき |
けやきを守る会の会長になった |
332
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の好きな連中の集まりなんだ |
332
| ケヤキ |
けやき |
けやきの随筆を書いたということで |
334
| ケヤキ |
けやき |
けやきのエッセイを書いた |
334
| ケヤキ |
けやき |
けやき愛好家が集まって |
334
| ケヤキ |
けやき |
またけやき、けやきで行きましょう |
334
| ケヤキ |
けやき |
けやきを守る会を結成することになり |
335
| ケヤキ |
けやき |
けやきだけの町になるわけでもない |
335
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木で迷惑を受けている人は |
335
| ケヤキ |
けやき |
けやき嫌いの人も、どうかこの運動を目の仇にしないであたたかく見守って貰いたい |
335
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を守る会であるから |
335
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木だけが、その葉を落としてしまったことでも判るだろう |
335
| 木 |
木 |
けやきは空気の汚染にも一番弱い木である |
335
| ケヤキ |
けやき |
けやきの嫌いな人たちは |
335
| ケヤキ |
けやき |
けやきが嫌いだという人もある |
335
| ケヤキ |
けやき |
けやきを以てあらゆる樹木を代表させているようなものである |
335
| 樹木 |
樹木 |
あらゆる樹木を |
335
| ケヤキ |
けやき |
けやきを守る精神は |
335
| ケヤキ |
けやき |
けやき以外の木は守らぬというわけではない |
335
| ケヤキ |
けやき |
けやきを守ると言っても |
335
| ケヤキ |
けやき |
けやき老人なり、けやきマダムなり |
335
| ケヤキ |
けやき |
けやきの随筆がのるという日の夕方 |
335
| ケヤキ |
けやき |
枯れたけやきは |
335
| ケヤキ |
けやき |
けやきを大切にすると言っても |
335
| ケヤキ |
けやき |
けやきに関しての悶着の相談も引き受ける |
335
| ケヤキ |
けやき |
けやきを守るための |
335
| ケヤキ |
けやき |
けやきを守る会 |
335
| ケヤキ |
けやき |
一本のけやきを守ることである |
336
| ケヤキ |
けやき |
けやきを守る会の会長としての |
336
| ケヤキ |
けやき |
けやきを守る会・結成 |
336
| ケヤキ |
けやき |
けやきを守る会の結成にまで発展した |
336
| ケヤキ |
けやき |
けやき随筆は |
336
| ケヤキ |
けやき |
けやき愛護の運動を展開することになった |
337
| ケヤキ |
けやき |
けやきの相談なんて |
337
| ケヤキ |
けやき |
相手がけやきではね |
337
| ケヤキ |
けやき |
けやきを守る会結成の小さい記事と |
338
| ケヤキ |
けやき |
けやきを守るためには |
338
| ケヤキ |
けやき |
けやきの老木があって |
339
| ケヤキ |
けやき |
名前は呼ばないで、けやき、けやき― |
339
| ケヤキ |
けやき |
けやきとなると |
340
| ケヤキ |
けやき |
けやき老人からも電話がかかってきた |
340
| ケヤキ |
けやき |
日本中のけやきの木が |
340
| ケヤキ |
けやき |
「まあ、けやき老人のところだろうね」 |
340
| ケヤキ |
けやき |
けやきの犠牲者です |
340
| ケヤキ |
けやき |
けやき老人の安見が先に姿を現し |
341
| ケヤキ |
けやき |
けやき教とでも名を付けますか |
341
| ケヤキ |
けやき |
けやきのはえていそうもない地方から |
341
| ケヤキ |
けやき |
けやき教 |
342
| ケヤキ |
けやき |
みな私以上にけやき気違いで |
342
| ケヤキ |
けやき |
けやきを守る会の講演会を |
343
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を代表しまして |
343
| ケヤキ |
けやき |
「ほう、四、五百人!けやきのために」 |
344
| ケヤキ |
けやき |
けやきが枯れかかっててるとか |
344
| ケヤキ |
けやき |
けやきが切られかかってるとか |
344
| ケヤキ |
けやき |
けやき、けやきで一生やってきた者だけがしゃべるんだ |
344
| ケヤキ |
けやき |
けやきの救援運動を |
345
| ケヤキ |
けやき |
けやきのためとあれば |
345
| ケヤキ |
けやき |
けやきのために要する旅費 |
346
| ケヤキ |
けやき |
「けやきの連中はなかなかうるさいですね」 |
346
| ケヤキ |
けやき |
けやきの講演では集まりっこないというんです |
346
| ケヤキ |
けやき |
けやきを守る会主催 |
346
| ケヤキ |
けやき |
けやきの音頭の発表会とでもいうのであけばともかく |
348
| ケヤキ |
けやき |
けやきから多少はずれるがね |
348
| ケヤキ |
けやき |
けやき老人に声をかけると |
351
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木がどんなに美しいかを知りました |
351
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を守りたいと |
351
| ケヤキ |
けやき |
生命を投げ出したけやきの木が |
351
| ケヤキ |
けやき |
日本の美しいけやきの木を |
351
| 林 |
林 |
美しい林が |
351
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木は日本だけのものかもしれない |
351
| ケヤキ |
けやき |
けやきに似た木はない |
351
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木のことが書いてあります |
351
| 樹木 |
樹木 |
美しい樹木で |
351
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木が好きだった |
352
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木が風から家を守ってくれていました |
352
| ケヤキ |
けやき |
娘にけやきという名をつけたんです |
352
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木に囲まれておりました |
352
| ケヤキ |
けやき |
けやきという名をつけたかというと |
352
| ケヤキ |
けやき |
けやきという名でした |
352
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木のことを話すとなると |
352
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の現状について |
352
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木も切られてしまいました |
353
| ケヤキ |
けやき |
松の木も、杉の木も、けやきの木も |
353
| マツ |
松 |
松の木も、杉の木も、けやきの木も |
353
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を |
353
| 木 |
木 |
木という木には |
353
| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を救けるためには |
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| ケヤキ |
けやき |
けやきにだって |
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| ケヤキ |
けやき |
けやきの木が悦んでくれる |
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| ケヤキ |
けやき |
一本のけやきを救ける度に |
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| スギ |
杉 |
松の木も、杉の木も、けやきの木も |
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| ケヤキ |
けやき |
みんなけやきに注ぎこんで来ました |
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| ケヤキ |
けやき |
大けやきです |
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| ケヤキ |
けやき |
けやきの木を助けて来ました |
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| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の供養のために |
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| ケヤキ |
けやき |
娘けやきの供養のために |
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| ケヤキ |
けやき |
みんなけやきに化けております |
354
| ケヤキ |
けやき |
けやきの精が夢に出て参りまして |
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| ケヤキ |
けやき |
けやき、けやきで、けやきだけを特別に考えてまいりましたが |
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| 木 |
木 |
木という木全部を |
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| 木 |
木 |
この地球上の木が |
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| 木 |
木 |
木を切って木との強調を破りました |
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| 木 |
木 |
木を見ると |
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| 木 |
木 |
木を見ても |
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| 木 |
木 |
一本の木も切ってはいけない |
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| 木 |
木 |
木も、草もみないきものでございます |
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| ケヤキ |
けやき |
けやきという替りに、もっと広く自然と言うべきだという考えになっております |
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| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の怒りによるものでございましょう |
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| 木 |
木 |
木を守れ |
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| ケヤキ |
けやき |
けやき老人 |
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| ケヤキ |
けやき |
けやきを、もっと広く自然を守ろうとしているか |
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| ケヤキ |
けやき |
けやきを守る会 |
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| ケヤキ |
けやき |
けやき老人も立派でした |
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| ケヤキ |
けやき |
「コンクリートをはがして、けやきでも植えないといけませんな、子供のために」 |
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| ケヤキ |
けやき |
けやき老人をまん中にして |
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| ケヤキ |
けやき |
けやきの木の相談に来たものらしかった |
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| ケヤキ |
けやき |
けやきの木は正直でございますので、もうだめだとか、もう少し生かせておいてみてくれとか、そんなことを正直に申します |
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| ケヤキ |
けやき |
そのけやきを見せていただきましょう |
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| ケヤキ |
けやき |
けやきのことに夢中になりそうである |