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宮沢賢治の小説 「二十六夜」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は1924年、文庫本におけるページ数は27ページ
ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
101 マツ まつ林 その松林のずうっと
101 林の底の萱の葉は
101 林の底の萱の葉は
101 マツ 松かさだか鳥だか
101 マツ その脚の長い松の木の高い梢が
101 それでも林の中に
101 マツ まつ林 獅子鼻の上の松林は
101 その脚の長い松の木の高い梢が
101 その梢にとまっている
102 林の中はしぃん
102 林はまたしずまりかえりました
102 よくよく梢をすかして見ましたら
103 林の中の一番高い松の木の
103 マツ 林の中の一番高い松の木の
103 そのまわりの木
103 林の中は又しいんとなりました
104 林はしいんとなりました
104 ある家の棟に棲まわれた
104 木の実 木の実もならず
105 大林 大林 ある大林のその中に
105 名さえも知らぬ木
105 木の実 十の木の実
105 おのがあるじの棟に運び
105 その十番目の実を
106 いちばん高い木の
106 低い木の方へ
106 林の中は俄かに
106 林の高い梢
106 林の高い梢
106 マツ さっきの説教の松の木
107 三本のならんだ枝に
108 その木の一番高い枝
108 枝にとまったまま
109 マツ 向うの低い松の木から
109 急に林のざわざわが
110 ナラ 楢の木の葉を取て参て
110 楢の木の葉を取て参て
110 ナラ 楢の木にお棲いなされた
111 実相寺の林さ
112 マツ 松の梢はみなしずかに
112 入口の低い木に
112 説教の木の
113 林はまたしいんとなりました
113 説教の木のとなりに
114 林中の女のふくろうが
118 林の中はただむせび泣く
118 木はみなぐらぐらゆれましたが
119 枝から枝へ木から木へ
119 枝から枝へ木から木へ
119 葉陰 葉陰 涼しい葉陰にしばしやすんで
119 枝から枝へ木から木へ
119 林樹 林樹 林樹は青く枝は揺るる
119 林樹は青く枝は揺るる
119 枝から枝へ木から木へ
120 小さな枝が四五本出て
120 木はみな波のようにゆすれ
120 林の中はうすいうすい霧の
120 マツ まつ林 獅子鼻の上の松林には
120 枝の二本行きちがい
121 林中のふくろうは
123 枝に飛んで
123 その上の枝に
124 ボダイジュ ぼだいじゅ 菩提のたねじゃ
124 林の中に
128 林をとどろかしました
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