

| ページ | 元樹種 | 掲載樹種 | 掲載言葉 |
|---|---|---|---|
| 13 | カエデ | 楓 | 窓の外の楓があんなになったのを見ると心細いというのだ |
| 13 | 葉 | 葉 | なるほど入院したてには燃えるような枝を飾っていたその葉が一枚も残らず散りつくして |
| 21 | バラ | 薔薇 | 薔薇の花が写真の前に置かれている |
| 27 | リンゴ | 林檎園 | 大きな林檎園の中に |
| 29 | シラカバ | 白樺 | 草の中からたった二本ひょろひょろと生い伸びた白樺の白い樹皮を力弱く照らしていた |
| 29 | 樹皮 | 樹皮 | 草の中からたった二本ひょろひょろと生い伸びた白樺の白い樹皮を力弱く照らしていた |
| 31 | 枝 | 枝 | 林檎の枝は熟した果実でたわわになっていた |
| 31 | 木戸 | 木戸 | 君を木戸の所まで送り出してから |
| 31 | リンゴ | 林檎畑 | 私は独りで手広い林檎畑の中を歩きまわった |
| 31 | リンゴ | 林檎 | 林檎の枝は熟した果実でたわわになっていた |
| 32 | 葉 | 落葉 | 私の庭下駄に踏まれた落葉は |
| 32 | 樹 | 樹 | 或る樹などは葉がすっかり散り尽くして |
| 32 | 葉 | 葉 | 或る樹などは葉がすっかり散り尽くして |
| 32 | 果実 | 果実 | 赤々とした果実だけが真裸で累々と日にさらされていた |
| 32 | 果実 | 果実 | 林檎の枝は熟した果実でたわわになっていた |
| 33 | 木 | 木 | 草も木も寝入って後 |
| 35 | 樹木 | 樹木 | そしてどれにも山と樹木ばかりが描かれてあった |
| 35 | 樹木 | 樹木 | 日頃愛惜シタ樹木ヤ草花ナドガ |
| 35 | 葉 | 落葉 | イツトハナク落葉シテシマッテイル |
| 40 | 木節 | 木節 | 燃える木節の囲炉裡火とは |
| 41 | カラマツ | 落葉松 | 又落葉松の幹の表皮から |
| 41 | 針葉樹 | 針葉樹 | 針葉の一本を見逃さずに |
| 45 | 木 | 大木 | 君はすくすくと大木のように逞しく |
| 48 | ウメ | 梅 | 梅が咲き椿が咲くようになった |
| 48 | ツバキ | 椿 | 梅が咲き椿が咲くようになった |
| 49 | 天秤棒 | 天秤棒 | 金魚売りが天秤棒を担って |
| 50 | 櫃 | 檣(しょう) | 弁当のお櫃を持って |
| 53 | 木 | 木の葉 | 港を出離れて木の葉のように小さくなった |
| 53 | 木彫 | 木彫 | 顔には木彫のような |
| 55 | 木 | 木の葉 | 今は木の葉のように |
| 55 | 櫃 | 櫃(ひつ) | 大きなお櫃から握り飯を |
| 64 | 木 | 木 | 木の色というよりは白堊のような |
| 70 | 板子 | 板子 | 板子一枚のしたは地獄のような |
| 72 | 木彫 | 木彫 | 木彫のような固い顔に微笑を湛えて |
| 73 | 板子 | 板子 | 君は板子の上に坐って |
| 78 | 朽木 | 朽木 | 身代が朽木のようにがっくりと |
| 79 | 柾葺キ | 柾葺き | 柾葺きの君の生まれた家屋を |
| 82 | 根粗朶 | 根粗朶 | 根粗朶の火に朧ろに照らされて |
| 85 | 材木 | 材木 | 馬橇に材木のように大きな生々しい薪を |
| 85 | 薪 | 薪 | 馬橇に材木のように大きな生々しい薪を |
| 86 | 木箱 | 木箱 | 大きな木箱が幾個か店先に |
| 88 | 切株 | 切株 | 黒ずんで見える楡の切株の |
| 88 | ニレ | 楡 | 黒ずんで見える楡の切株の |
| 88 | 木橋 | 木橋 | 小さな木橋があって |
| 90 | 木 | 木立 | 広い雪の野のここかしこに叢立つ針葉樹の木立や |
| 90 | 針葉樹 | 針葉樹 | 広い雪の野のここかしこに叢立つ針葉樹の木立や |
| 92 | 枯葉 | 枯葉 | 大きな水の渦に乗った枯葉のように |
| 93 | 木材 | 木材 | 山から木材や薪炭を積み下ろして来た馬橇がちらほらと動いていて |
| 93 | 薪炭 | 薪炭 | 山から木材や薪炭を積み下ろして来た馬橇がちらほらと動いていて |
| 94 | 薪炭 | 薪炭 | 薪炭の買入れ |
| 107 | 板子 | 板子 | 板子一枚の下は地獄 |