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マクドナルドもプアサを応援します! 12月15日

 マクドナルド、ここのコーヒーだけはおいしい。インドネシアのお米と共に煎った
「上澄みを飲みましょう!インドネシアコーヒー」も好きだけど、マクドナルドのコーヒーはクーラーが効いていていい。横のケンタッキーはだめ。最初から砂糖が山盛り2杯もはいっている。さらに、砂糖をくれる。「砂糖抜きにしてね。」
「一袋セットで作るから、無理です。」と言うぐらい、インドネシア人は甘党である。
 そのマクドナルド、出身はアメリカなのだがしっかりこちらに根付いているので、現在プアサ(断食)を応援している。トレーの上に敷くシート、これはだいたい新しい商品の宣伝とか、占いとか、食べながら読んだりして楽しいものだとばかり思いこんでいた。が、しかし現在目の前のシートは「お祈りの時間割表・毎日いつ断食が明けるか」の表になってる。イスラムの人がこれを見ながら食べて良いのは夕方7時前ぐらい。それまではプアサなので店に入らない。誰をターゲットにこれを作っているのだろう?と不思議になった。イスラム圏でアメリカ資本がしっかり受け入れられるためには、ここまでそのノリに参加しないといけないのかも知れない。テロの影響で一時デモのために閉まった時もあったのだ。
それでも、このシート良くできていて。「隣の島では○○分ずらしましょう。」
とか
「3日おきぐらいに2分ずつづれていく」様子がよく分かる。もうすぐ、イスラム歴1422年のプアサがあける。
例えば、西国三十三カ所の札所で「西洋人」が筆で記入して「がんばりなはれや~~」なんて言われたら・・・・・・どうも???気分になる。ふとそんな気がした。このシート、マクドナルドが応援しているプアサ。
現地の人はどう思っているのだろう?と疑問が残る。で、お昼には断食に関係ないツーリストや現地に住む西洋人、それにインドネシア華僑の人々がそのシートを眺めながら、もりもりビックバーガーをほうばってる。
「神なる信仰プアサを実行しましょう」

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