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成績発表 11月22日
1学期の最終日、なぜかこの日は私服だった?成績表をもらうだけの日。日本では学年ごとに新しい「あゆみ・きぼう・はばたき・・・・・などなど」の所謂、親向けの通知票が子どもに渡される。こちらでは1年から6年まで書き込まれたノートになっている。引っ越しするとそれを持って新しい学校に入るらしい。だから、インドネシア全土でそれは通じる。成績表を返す前に「頑張ったら6の人も2学期には9になるし、浮かれて勉強しないと5に下がったりします。自分の成績をよく振り返るように。」とのお話があった。当たり前と言ったら当たり前だがそのころにはもう、クラス中がドキドキ・ハラハラ・ワクワクって感じで、先生の話を聞いちゃいねえ。(こういうときって、教師って悲しいのよね。前に立ってて蚊帳の外)「では、発表します。」何を発表するのかと思いきや?
「3番、○○○」
わ~~~~~~~~~~~~~っと歓声。
「2番、○○○」
「1番、○○○」
きゃ~~~~~~~。ぱちぱちぱちと大拍手。
こちらではクラスのトップ3番をみんなの前で発表する。3人は英雄!うちのクラスのエルマちゃんは2回連続トップで大満足。おまけにトップの10番まではノートに自分がクラスの何番か明記さいれてる。その他、次も頑張りましょうチームには「-」と横線が引かれてるだけ。まあ、25人中「25」と書かれるよりはいいだろう。スラウェッシから引っ越してきた子どもが、
「俺はスラウェッシでは。ほら見てみろ4年の時は2番やったのに・・・・・」
「スラウェッシはアホばかりだからさ。」(失礼な。自分も「-」のくせに)
「おまえもアホ。俺もあほ。」ってな感じの話をして転げ回って遊んでいる。もう気分はテスト休み。(今ごろ、がんばってプアサしているのだろうか?)
こういう自分でぼけるところ、なぜか大阪の子ののりがある。だから、なじんでしまう。
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