学名:Sequoia sempervirens 、日本では世界爺雌杉(セコイヤメスギ)と昔から書かれている。センペルセコイア、レッドウッドとも呼ばれている。針葉樹の中でもっとも耐久性があり、
なることでギネスブックにも掲載されています。日本の植物園ではセンペルセコイアとも呼ばれています。レッドウッドまたはセコイアメスギ、あるいはセンペルセコイアと言っているものは、米国はコーストレッドウッドと言います。
樹皮が赤っぽいのでレッドウッドといわれました。スギ科セコイア属の常緑針葉樹。セコイア属はセコイアメスギのみの1属1種。
アメリカ合衆国 カリフォルニア州 北西部に帯状につらなるコーストレッドウッドの森は幅36キロ 高さ720キロ温和な海洋性気候のもと海に沿って(海岸山脈)分布しています。
現在はゴールドラッシュからの産業発展の犠牲になり蓄積量の95%を伐採してしまっている。今後の利用は環境問題、蓄積量の確保などのため大変難しいと思われます。当社では、エコデザインの思想から現在は利用を極力控えています。
樹高80メートル、胸高直径5メートル、樹齢は400年から1300年で、最大で2200年のものが確認されている。特徴的な樹皮は厚さ30センチもある。樹皮と木質部はタンニンを大量に含み、病原菌や白蟻に対抗している。
木材としてはその寸法安定性の高いこと、屋外の苛酷な環境下でも耐久性があることで知られています。
しかし先のタンニンのため変色が激しくアルカリ反応が激しい為、セメント等に反応して黒変するのでウッドデッキ、遊具などには嫌われます。
ヨーロッパから輸入されているレッドウッドはまったく別の木です。
幹は想像していたよりも細い。日本の常識では高さから換算すればこれの2倍ぐらいなければいけない。
魚眼レンズでやっと全体が撮れました。
92メートル、直径6.6m、周囲 20m、樹齢推定1500年