v11.0
- ID
- 5102
- 科名(英語)
- PODOCARPACEAE
- 科名(和名)
- マキ
- 学名(属種)
Nageia nagi
- 命名者
- (Thunb.) Kuntze
- 標準和名
- ---no data---
- 樹種情報
- 裸子植物のマキ科ナギ属に分類される常緑高木の1種である。マキ属に分類されることも多かったが 、葉の形態や分子系統学的研究から別属とされるようになった。針葉樹の仲間であるが、葉は幅広く被子植物のように見える。種子は鱗片が発達した套皮で包まれて核果状になる。高さは最大で30メートルに達することがあります。樹皮は灰色で、なめらかであり、時に縦に割れることがあります。葉は針状で、長さが2〜5センチメートル程度で、深緑色で艶があります。葉は対生し、直立またはやや斜めにつき、先端は尖り、基部は円形またはやや広がります。花は雌雄同株で、淡緑色であり、球形または卵形の花序につきます。果実は球形で、直径が約1センチメートル程度になり、種子が2個含まれます。
薬用植物として利用されることはあまりありませんが、木材は堅く、耐久性があり、建築用材や家具材、工芸品材などに利用されることがあります。また、日本の伝統的な植物である「なぎ」としても知られ、お正月には鏡餅の上に飾られることがあります。
- 年度(年版)
- 2001
- カテゴリー
- DD
- その基準
- --- 記載なし ----
- 標準英名
- ---no data---
- 標準フランス名
- --- no data ---
- 標準スペイン名
- --- no data ---
- 基準の解説
-
分類群はData Deficient (DD) -
「データ不足」とされている。適切な情報がないため、分布状況や個体群の状況にもとづいて絶滅のリスクを直接的にも間接的に
も評価できないもの。この分類群にあるものは、すでによく研究され、理解されていても、分布や個体数に関する適切なデータが
不足している。したがつて「絶滅危惧」のカテゴリーと同列のものではない。このカテゴリーを載せていることは、より多くの情報が
必要ということで、将来の調査が進めば「絶滅危惧」のカテゴリーに入る可能性は否定できない。
- ワシントン条約
- --- no data ---