v11.0
- ID
- 5100
- 科名(英語)
- PODOCARPACEAE
- 科名(和名)
- マキ
- 学名(属種)
Nageia maxima
- 命名者
- (de Laub.) de Laub.
- 標準和名
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- 樹種情報
- Nageia maxima(ナゲイア・マキシマ)は、マキ科の針葉樹の一種です。サラワクに限定されているボルネオでのみ見られます。常緑樹 高さは最大で30メートルにもなり、直径1メートル以上の太い幹を持ちます。葉は針葉で、長さは10〜20cmほど。樹皮は灰褐色で、割れ目が入った立派な姿をしています。また、樹脂を出すことが知られており、その樹脂は漆の代用品として利用されることがあります。木材は色白で柔らかく、軽いため、建築材料や家具、造船などに用いられることがあります。近年は、人工林による栽培が進められています。
- 年度(年版)
- 1994
- カテゴリー
- VU
- その基準
- D2
- 標準英名
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- 標準フランス名
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- 標準スペイン名
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- 基準の解説
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「絶滅寸前」や「絶滅危機」ではないものの、中期的な将来において、野生絶滅のリスクが高い場合で、危急「Vulnerable(VU)」とさ
れている。個体群がとても小さく、あるいは制限されており、かつ生息地の面積(典型的には100km2
未満)が、あるいは地点の数(典型的には5地点以内)が極度に制限されていることで、個体群が特徴づけられている。このような
分類群は、不測の将来において、きわめて短期間に、人間活動の影響(もしくは、人間活動によってその影響が増大する確率的
出来事)を受ける傾向にあり、そしてまた、きわめて短期間のうちに「絶滅寸前」あるいは「絶滅」にすら至ってしまう。
- ワシントン条約
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