すぎさわ
国の天然記念物で多くの書籍にも取り上げられています。歴史春秋社の「ふくしまの巨木( 植田龍)」、河北新報出版センターの「とうほく巨樹紀行(植田辰年)」 、
全国林業改良普及協の「日本の杉(高橋喜平)」などです。そしてこの巨樹訪問は2度目でした。 2004年に福島県の巨樹を訊ねた時には訪問できず、今回は念願がかないました。三春滝ザクラほど観光地はしていませんが、立派な駐車場、資料館もあり、そして広大な公園になっています。
国内最大級の杉です(推定樹齢1000年、樹高50m、幹周13m)。寛永20年(1643)、二本松藩主丹羽光重公は領内巡視の途中に樹下で休憩しました。その際、大杉のあまりのみごとさに感じ入った光重公は、当時の村名を「杉沢」と改めたと伝えられています。昭和18年には、国の天然記念物・福島県緑の文化財に指定されました。また、昭和60年(1985)には「ふくしま緑の百景」にも入選しています。大杉の周囲は緑地公園として整備・管理されており、四季折々、美しい花々に彩られます。(福島県観光情報より引用) ちみなに樹高は米国では100メートル以上ある木は多いのですが、日本では50メートルある木は珍しいです。