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- ID:
- 34527
- 年:
- 2015
- 月日:
- 1222
- 見出し:
- 新国立、うちの木材使って!=林業盛んな自治体、早くも名乗り
- 新聞名:
- 時事通信
- 元UR(アドレス):
- http://www.jiji.com/jc/zc?k=201512/2015122200857&g=soc
- 写真:
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- 記事
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2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場のコンセプトが、木材を多用する「木と緑のスタジアム」となったことを受け、林業の盛んな自治体が22日、地元産の木材を使ってもらうと、早くも名乗りを上げた
秋田県の佐竹敬久知事は同日の記者会見で、「業界と県、関係者で秋田杉を五輪施設に活用してもらうための協議会を作ろうということで今、準備している」と明らかにした
同県大館市には、秋田杉を約2万5000本使用した世界最大級の木造多目的ドーム「大館樹海ドーム」があることから、佐竹知事は秋田杉の大型建造物への使用実績を強調。
「年明けからセールス攻勢をかける」と意気込んだ
宮城県南三陸町の佐藤仁町長も同日の会見で、環境に配慮して伐採などが行われたことを示す国際機関「森林管理協議会(FSC)」の認証を、南三陸産材が取得していることをアピール。
「南三陸産材が競技場の材料として提供されることを期待する」と表明した
新国立競技場の整備に携わることになる建築家の隈研吾氏が、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた同町志津川地区のグランドデザインを手掛けているという縁もあり、隈氏らに今後、積極的にアプローチする方針だ
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