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- ID:
- 34184
- 年:
- 2015
- 月日:
- 1105
- 見出し:
- 「安房を彫る-木を生かす人びとの営み-」千葉大学公開市民講座、12月6日(日)に開催
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元UR(アドレス):
- http://www.sankei.com/economy/news/151105/prl1511050004-n1.html
- 写真:
- 【イラスト】
- 記事
-
国立大学法人千葉大学
3D画像を用いながら、南房総に栄えた豊かな木の文化の歴史を紹介
国立大学法人千葉大学は、南房総を中心とする木彫文化の第一線の研究者が、歴史的そして社会的な背景を話す、公開市民講座「安房を彫る-木を生かす人びとの営み-
」を開催する。
当日は、千葉大学大学院工学研究科が手がけた3D画像などの研究成果を併せて紹介し、豊かな木の文化の歴史を学ぶ。
また、会場では3D形状測定を実施する予定
南房総に息づく豊かな木の文化の歴史を、3D画像など工学的な分析を用いながら紹介
[画像1: http://prtimes.jp/i/15177/23/resize/d15177-23-660362-2.jpg ]
仏像をはじめとする素材を生かした木の造形は、作り手の見事な技術を今に伝え私たちを魅了してやみません
「波の伊八」と呼び慣わされている武志伊八郎信由(1752~1825)、今年、生誕二百年が祝われた後藤義光(1815~1902)が生まれた安房の地には、多くの素晴らしい木の造形がうまれています
千葉大学大学院工学研究科は、これら木彫作品を対象に3D画像など工学的な分析を駆使しながら、かたちと技法の実際を解明しようと試みています。
これら「科学の目」によって神秘的とも思える木彫作品の豊かな造形世界の魅力を、あらためて学ぶことができるのではないでしょうか
本講座では、安房を中心とする木彫文化研究の第一人者をお招きし、歴史的そして社会的な背景を中心にお話をしていただきます。
さらに、本学工学研究科教員による3D画像など科学的な分析の報告とあわせて、伝統に支えられた木の営みの秘密を「発見」する貴重な機会としたいと思います
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