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- ID:
- 34081
- 年:
- 2015
- 月日:
- 1023
- 見出し:
- 木彫り天神様 優しい表情 井波、正月へ仕上げ作業
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20151022/CK2015102202000049.html
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- 記事
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正月飾りとして親しまれている天神様(菅原道真公)の木彫り像の仕上げ作業が、南砺市井波地域で最盛期を迎えている。
県内では県西部を中心に、男の子が生まれると成長や学業成就を願って母親の実家から天神様像を贈り、正月の床の間に飾る風習がある。
同市山見の工房「石井彫刻」では、井波彫刻師の石井米児さん(72)が約八十本ののみを使い分け、仕上げ彫りの真っ最中。
「優しさがにじむきりっとした表情」を意識し、目と口の形にこだわる。
近年は場所を取らない幅三十センチほどの小さな像が好まれるといい、一体に二週間余りかける制作は十二月初旬まで続く
三十一日~十一月三日には同市北川のいなみ木彫りの里で、百体以上を展示即売する「木彫りの天神様展」(北陸中日新聞後援)が開かれる
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