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- ID:
- 32320
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0123
- 見出し:
- 真脇遺跡から加工木材が出土
- 新聞名:
- 北陸朝日放送
- 元UR(アドレス):
- http://www.hab.co.jp/headline/news0000014529.html
- 写真:
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- 記事
-
能登町の真脇遺跡で発掘された大量の板や柱の中に加工された木材が見つかりました。
鉄器がなかった時代に木材を加工した貴重な資料として注目されます。
発掘されたのは、長さ91cm、幅16cm、厚さおよそ7cmの角材です。
角材には「ほぞ」と呼ばれる突起が施されています。
「ほぞ」が加工された木
材はこれまでも縄文時代の遺跡から2例見つかっていましたが、いずれも丸太に施されたもので、柱の表面を加工し、角材にしたものとしては今回が初めてです。
今回の発掘で、鉄器がなかった縄文時代にも木材を加工する技術が存在した事が明らかになりました。
なお真脇遺跡は6000年から2000年前ご
ろの集落跡で、この木材がどのように使われたかは今のところ分かっていません
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