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- ID:
- 33541
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0720
- 見出し:
- 吉野弘さんの名作を精選『花と木のうた』
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/life/book/news/20150713-OYT8T50161.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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『祝婚歌』をはじめ、柔らかな言葉の詩で知られ、昨年1月に87歳で亡くなった詩人の吉野弘さんの人気が、根強く続いている。
青土社から『花と木のうた』=写真=が出版された。
1200円。
吉野さんの詩の名作を精選して紹介した『妻と娘二人が選んだ「吉野弘の詩」』に続く第2弾となった。
「ざくろ」「つるばら」「銀杏」など、花と木にまつわる詩が続く
<人もまた、一本の樹ではなかろうか。
/樹の自己主張が枝を張り出すように/人のそれも、見えない枝を四方に張り出す。
>
詩人は長く、緑豊かな埼玉県狭山市に住まいを構えた。
「樹」と題された作品は、木の伸びやかさを思い起こさせ、心が広々としてくる
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