v11.0
- ID:
- 32277
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0120
- 見出し:
- 木材パネル生産協定 県とメーカー
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/local/kochi/news/20150119-OYTNT50148.html
- 写真:
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- 記事
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県は19日、中高層のビルを建築できる強度を持った木材パネル「CLT」の生産を推進する協定を集成材メーカー・銘建工業(岡山県)と締結した。
同社から生産のノウハウや技術者の育成などの協力を得て、県内の林業や木材産業の振興につなげる。
CLTは複数の木板を重ね合わせたパネル。
コンクリートなどに比べて、建物施工時の取り扱いが容易で、断熱性も優れているとされる。
一方で建築事例が少なく、技術が確立されていないことなどが課題という。
同社は大豊町の製材会社「高知おおとよ製材」の筆頭株主で、CLTパネルの生産にも取り組んで
いる。
県は、銘建工業に対し、2015年度開校する林業学校での指導や、整備を始めるCLTの原材料生産施設の運営への支援などを求めていく
締結式には尾崎知事と銘建工業の中島浩一郎社長が出席。
尾崎知事は「東京オリンピックの施設に生かしてもらうなど国内の需要拡大に取り組みたい。
木を余すところなく使っていくため、技術指導などをお願いしたい」とあいさつ。
中島社長は「CLTの取り組みで高知は先進県。
一緒になって前に進めたい」
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