v11.0
- ID:
- 32269
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0117
- 見出し:
- 伊勢の古材で鳥居新設
- 新聞名:
- タウンニュース
- 元UR(アドレス):
- http://www.townnews.co.jp/0607/2015/01/17/267888.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
報徳二宮神社(草山明久宮司)に今春、伊勢神宮から譲り受けた古材を利用して新たな鳥居が建立される。
同神社はこの機会に日本の文化について親しんでもらおうと、製作にあたって市民の参加も呼び掛けている。
鳥居の新設は、昨年に創建から満120年を迎えた記念事業の一環として行うもの。
これに際して、一昨年に伊勢神宮で執り行われた式年遷宮の古材を活用しようと、譲与を申し入れていた。
小田原城址口に新設される鳥居は、高さ4・2m、幅5・6m。
製作には小田原地区木材業協同組合や小田原林青会、地元の大工らがあたり、4月上旬頃の完成を予定している。
また、多くの人に神社や木の文化に親しんでもらう機会にしようと、同神社は「みんなの鳥居プロジェクト」を企画。
2月下旬まで境内に古材を展示するほか、鉋がけなどの作業に参加する市民も募っている。
草山宮司は、「神社と木の文化は昔から深い関係がある。
小田原や足柄は、昔から寄木や木工業が盛んな地域。
かつて二宮尊徳翁が『徳』という言葉を使ってその土地の長所を引き出したように、この事業を郷土の良さを再認識してもらう機会にしてほしい」と話している。
製作作業は1月18日、25日、2月15日、22日の日曜日に開催。
小学生以上が対象で、所要時間は各回約2時間半。
作業内容は開催日により異なる。
参加費は各回千円(奉納札付き)。
要事前予約
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