v11.0
- ID:
- 32143
- 年:
- 2014
- 月日:
- 1229
- 見出し:
- 佐賀城西堀で「胴木」が出土
- 新聞名:
- 朝日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.asahi.com/articles/ASGD83TNBGD8TTHB005.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
佐賀市教委は8日、佐賀城西堀(佐賀市城内1丁目)の発掘調査で、石垣を造った江戸時代当時の基礎部分が見つかったと発表した。
「胴木」と呼ばれる2本の丸太を平行に並べてその上に石を積む方法で、約20本が確認された。
市教委が、大雨で崩壊した西堀の修復工事に伴い調査した。
東岸の約45メートルにわたり、崩れた石をのけたところ胴木が見つかった。
長さ約4メートル、直径10~15センチ。
隣り合う胴木は、離れないように横木で連結されていた。
材料は、脂分が多くて腐りにくい松だった。
石垣は地面の上に直接積むと、ふぞろいに沈み込むので崩れやすくなる。
胴木の上に石を積むことで、石垣を安定させることができ、軟弱な地盤などでの基礎造りに使われる
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