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- ID:
- 30941
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0719
- 見出し:
- 木材フル活用推進へ 栃木県が「皆伐」グループ募集開始
- 新聞名:
- 下野新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20140719/1659085
- 写真:
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- 記事
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県は18日までに、2014年度新規の補助事業「森林資源循環利用先導モデル事業」で、連携する林業・木材産業に関わる業種間グループの募集を始めた。
森林組合など林業事業体、製材業者、工務店・住宅メーカーといった業種間3者が協定を結んでグループ化して安定的な取引形態を構築して、民
有林の皆伐を促し木材のフル活用を目指す。
募集するグループにはビジネスモデルを提案してもらい、審査に通れば1ヘクタール当たり32万円を上限に助成する。
企画書の提出期限は8月6日
県内民有林面積は約12万ヘクタール。
林齢構成は樹齢50年前後に集中し、いびつな形となっている。
伐期の樹齢はスギが35年から、ヒノキが40年からだが、両方の樹齢50年以上を合わせると全体の約7割を占める。
こうした背景を踏まえ、県は同事業を通して、伐期を迎えた高齢林を皆伐し、植林を促進させ、森林資源の循環利用を狙う。
木材需要の増大や多様化に対し、安定的な木材の供給体制の構築を図り、持続的な林業経営の実現も目的とする
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