v11.0
- ID:
- 30701
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0618
- 見出し:
- 写実的木彫りと素焼き 信州高遠美術館で平櫛・木内秀作展
- 新聞名:
- 長野日報
- 元UR(アドレス):
- http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=31595
- 写真:
- -
- 記事
-
伊那市高遠町の信州高遠美術館は7月2日まで、所蔵作品展「平櫛田中・木内克―木彫とテラコッタの秀作展」を開いている。
写実的な作風が特徴の平櫛の木彫り作品、二科展などに多数出品した木内のテラコッタ(素焼き)作品が並び、来館者の目を楽しませている。
平櫛は岡山県生まれ。
大阪の人形師に弟子入りして木彫りを学び、東京美術学校(現東京芸大)の教授を務めた。
写実的な作品を生み出し、近代を代表する彫刻家の一人に数えられる。
同展では良寛や芭蕉ら実在人物を彫った8点を展示している。
木内は茨城県生まれ。
20歳で上京し、海野美盛の下で彫刻を学んだ。
ヨーロッパなどで彫刻や陶芸を学び、テラコッタ技法に習熟した。
同展では、猫や裸婦等のテラコッタ、鉛筆水彩画など19点を展示している。
館内では、池上秀畝や中村不折、中村琢二らの郷土作家秀作展も同時開催中。
市民ギャラリーでは四季展の入選作品10点も展示している。
午前9時~午後5時。
火曜日休館。
入館料大人500円、小中学生150円。
問い合わせは同美術館(電話0265・94・3666)へ
fff: