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- ID:
- 29902
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0315
- 見出し:
- リアルな迫力、木彫動物園 朝来で個展
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20140314-OYT8T01126.htm
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
等身大の動物作品「ANIMALS(アニマルズ)」シリーズで知られる木彫作家、三沢厚彦さん(52)(神奈川県)の個展が15日、朝来市多々良木のあさご芸術の森美術館で始まる。
迫力満点の体長6メートルのワニから、思わぬ場所に現れる手のひらサイズのネズミまで、リアルな造形と遊び心いっぱいの展
示が楽しめる。
大きな口のワニは体長6メートル
巨大な角を持つヘラジカやすっくと立ち上がった熊、背を丸める猫たち。
視線を上げるとエレベーターの上にコウモリが舞い、壁にはぺたりと張り付いたヤモリ。
庭の木ではモモンガが翼を広げてジャンプ――
クスノキをのみで削り、油絵の具で彩色した動物など75点で、館全体の空間を駆使して存在感を際立たせた。
うっかり見過ごしてしまうような仕掛けもある。
三沢さんは「同じ動物でも、人によって思い描く姿は様々。
写実的というより、人それぞれが『リアルだ』と共感するイメージを表現した」と語る。
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