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- ID:
- 29111
- 年:
- 2013
- 月日:
- 1127
- 見出し:
- 手作り木製車「どんぐるま」で坂道下り 高知県南国市でイベント
- 新聞名:
- 高知新分
- 元UR(アドレス):
- http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=311775&nwIW=1&nwVt=knd
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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高知県南国市奈路で24日、地元住民らが作った「どんぐるま」と呼ばれる木製の無動力車で坂道を下り、走行時間を競うイベントが開かれ、22人がスリル満点の走りを楽しんだ。
どんぐるまは、1950~70年代前半の同地区小学生の遊び道具で、足がブレーキ代わり。
全て木製で、晩秋から初冬にかけて作り、坂道を下って競っていたという。
イベントは、懐かしい遊びで地域を盛り上げようと、住民グループ「奈路地域活性化自治活動会」が初めて開催。
地元の50~60代が中心となってスギやヒノキなどの間伐材で6台を製作した。
車体は長さ1・0~1・2㍍、幅0・9~1・0㍍で、タイヤ部分の直径は20㌢。
コースは長さ約120㍍、高低差約30㍍の坂道で、地区内外の19~68歳が挑んだ。
沿道では住民らが声援。
無事完走する人がいる一方、途中で止まった車を手で引っ張ってゴールする人も。
友人の誘いで参加したという高知大学のマレーシア人留学生、ラジン・アフィックさん(20)は「加速が予想以上で少し驚いた。
母国にない遊びが体験できた上、入賞もできた」と声を弾ませていた。
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