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    ID:
    28801
    年:
    2013
    月日:
    1018
    見出し:
    旧陸軍・木製練習機プロペラ寄贈
    新聞名:
    読売新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20131017-OYT8T01228.htm
    写真:
    【写真】
    記事
    旧陸軍が使っていた木製練習機のプロペラ(長さ約2・8メートル)を中津市高瀬の武吉萬治さん(78)が宇佐市に寄贈した。
    73年前に戦死した叔父が福岡県筑前町の大刀洗飛行場から持ち帰ったと伝えられている。
    専門家は「ほぼ完全な形で残っており、極めて貴重」としている。
    (柿本高志)  同町立大刀洗平和記念館によると、同飛行場では「赤とんぼ」の愛称で知られた「九三式陸上中間練習機」と「四式基本練習機」(愛称・ユングマン)で操縦訓練が行われていた。  両機の機体とプロペラは木製で、主翼や尾翼には布が張られていた。
    全国の飛行場で使われていたが、大半が空襲で焼失するなどした。
    資料館にも完全な形で保管されているのは1枚だけという。  叔父は、武吉さんの父・鉄蔵さん(78歳で死去)の弟の応蔵さん。
    旧制・中津中学校を卒業後、1932年(昭和7年)に陸軍に入隊。
    同飛行場で訓練を受けた後、少尉として赴任した旧満州(現中国東北部)で40年9月、25歳で戦死した。  応蔵さんが戦死した時、武吉さんは5歳だった。
    当時、自宅にプロペラがあったのを覚えており、「応蔵さんが大刀洗飛行場から持ち帰った」と聞かされていたが、両機のいずれのプロペラかは不明だという。  自宅が火事に遭った際、プロペラは奇跡的に助かった。
    その後は風通しのいい場所で保管していた。
    武吉さんは「叔父が亡くなって73年。
    唯一の遺品を多くの人に見てもらいたい」と、戦争に関する資料の収集をしている宇佐市に寄贈することにした。  市教委は「木製の飛行機部品の寄贈は初めて。
    手入れをして展示したい」としている fff:

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