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- ID:
- 28140
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0722
- 見出し:
- こども大工が木材の「磯引」体験 高岡の勝興寺が教室
- 新聞名:
- 富山新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20130722204.htm
- 写真:
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- 記事
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高岡市伏木古国府の重要文化財・勝興寺の「こども大工教室」は21日、氷見市の松田 江浜などで開かれ、子どもたちが木材を海に浮かべて綱で引っ張って運ぶ藩政期の「磯引 (いそびき)」を体験し、寺建立時の仕事に触れた
高岡市内の園児と児童15人は勝興寺保存修理工事棟梁(とうりょう)の田中健太郎さ んの指導で4本の松の木を結束して海に浮かべ、綱で引っ張って仏生寺川河口から島尾キ ャンプ場までの約2キロを歩いた。
初めて教室に参加した同市二塚小1年の伊佐治姫愛さんは「海に浮かべた木はお船みた いでとっても軽かった」と話した。
磯引体験後はバーベキューを楽しんだ
磯引は藩政期、山から切り出した木材の運搬方法として用いられた。
伏木地区に伝わる 古文書によると、1795(寛政7)年に勝興寺本堂を建立した際に、黒部の山奥から切 り出した木材を磯引で運んだとされる
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