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- ID:
- 28139
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0722
- 見出し:
- 紀州材の積み木で茶室 「アート田辺」始まる
- 新聞名:
- 紀伊民報
- 元UR(アドレス):
- http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=256680
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
アートイベント「アート田辺」(実行委員会主催)が21日、和歌山県田辺市上屋敷2丁目の旧市立図書館を主会場に始まった。
8月4日まで作品展示や体験会、ライブ、シンポジウムなど子どもから大人までが参加できる催しがある。
昨年に続く開催で、会場は旧市立図書館と周辺の計7会場。
「日常にアートを!」をテーマに、アーティストと市内の職人らが一緒に活動する企画もある。
オープニングイベントは、旧市立図書館で「茶室」を作る「木のモバイルハウスを組み立てよう!」。
茶室は建築家で東京理科大学非常勤講師の広谷純弘さん(56)=東京都=と同大学工学部建築学科の学生有志が設計、田辺市新庄町の木材会社山長商店が用意した紀州材の積み木(横12センチ、
奥行き18センチ、高さ12センチ)を組んで作る。
来場した子どもらとともに積み木約1200個を重ね、高さ約2・2メートルの茶室を仕上げた。
茶室はイベントの期間中展示しており、26日には武家茶道、上田宗箇流田辺稽古場による茶会がある(要予約、先着10人、千円)。
旧市立図書館では絵画などの作品展(午前10時~)やカフェ(同)なども開かれている。
統括ディレクターの廣本直子さん(37)=田辺市中屋敷町=は「アーティストと一緒に体験できる催しやまちづくりとアートについて考えるシンポジウム(23日)などもある。
見るだけでなく参加していただくことでアート田辺が完成する」と話している。
催しによって日程などが異なる。
問い合わせや茶会の申し込みは田辺商工会議所(0739・22・5064)へ
【積み木を重ね、茶室を作る参加者(21日、田辺市上屋敷2丁目で)】
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