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- ID:
- 26545
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0121
- 見出し:
- 平安コーポが新木工機械を開発
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20130118/CK2013011802000080.html
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- 記事
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産業機械メーカーの平安コーポレーション(浜松市南区)は、木造の公共施設向けの柱や梁(はり)を加工する大型木工機械を開発した。
月内に広島県呉市の大手製材メーカーへ初納入を予定している
国は林業振興を図るため、二〇一〇年十月に「公共建築物木材利用促進法」を施行し、学校や社会福祉施設などの木造化を進めている。
これを受けて高まっている大型木材の加工機需要に対応した
新製品は長さ二十四メートル、幅九メートル、高さ六メートルと同社の木工機械では最大級。
加工できる木材は長さ二・二~一二メートル、幅一〇・五~五〇センチ、高さ一〇・五センチ~一・二メートルで、通常の木造住宅用建材と比べ二~三倍大きい
木材と木材を結合する金具を取り付ける穴や溝などを数値制御で自動的に加工でき、顧客となる製材メーカーの生産の効率化につなげた
初納入する大手メーカーから約一年前に要望を受け開発した。
国内の建材メーカーなどへの営業を強め、年間六台の販売台数を見込む。
価格は一億五千万円。
営業部の和田雅司課長補佐は「東日本大震災による復興需要も重なって大きな市場になってほしい。
主力の木工機械事業の柱に育てたい
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