v11.0
- ID:
- 26970
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0228
- 見出し:
- 好きな文字をペインティング
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/interior/syun/20130227-OYT8T00643.htm?from=yolsp
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
「持ち物には名前を書きなさい」
先生から、両親から、誰もがくりかえし言われたであろうこの言葉。
小さいころはあんなにイヤだった“名前入れ”も、オトナになれば、いや、時と場所とテイストさえ変われば、ちゃんと楽しめるようになるものなんですね
カスタマイズで愛着アップ
ニューハンプシャー州のメーカー「PETERBORO BASKET COMPANY」のハンドメイドバスケット。
ホワイトアッシュ材。
ホワイト×グリーンのギンガムチェックのライナー付き
「traditional basket for families」45×30×高さ20cm、1万4700円、「basic basket for two」35×23×高さ15cm、9975円、「lunch basket for childhood」8925円
◆カスタマイズはライン2100円、文字(3文字まで)3150円
今回のテーマは「名前入れ」ではなくて「カスタマイズ」
たとえば簡単なところで言うと、シンプルなノートに自分のイニシャルのシールを貼る。
ハンカチやタオルに刺繍ししゅうを入れる。
無地のコットンバッグに好きな文字のハンコを押すなんていうカスタマイズも人気です
かつての「名前入れ」は、自分のモノと他人のモノを区別するための目印だったけれど、「カスタマイズ」はちょっと違う。
自分のモノであることを表明する“自分印”であると同時に、「これ、気に入ってるんだよね」という愛着を表現するための“愛情印”でもあるんです
さて、そんなカスタマイズを楽しめるアイテム「LOBSTER
PICNIC(ロブスター・ピクニック)」をご紹介。
木製バスケットやアウトドアにも使えるミニスツールなど、アメリカ・ニューイングランド地方の文化を背景にしたシリーズです。
もちろん、そのままでも購入できるのですが、ハンドペインティングでアルファベット文字やラインを施し、自分印のセミオリジナルに仕立ててもらう
ことが可能。
提案するのは、青山にあるセレクトショップ「THE TASTEMAKERS & Co(ザ・テイストメイカーズ)」です
まずは、伝統的なアメリカンハンドメイドバスケット。
ニューイングランド地方・ニューハンプシャー州の町ピーターボロで1926年に創業したバスケットメーカー「PETERBORO BASKET
COMPANY(ピーターボロ・バスケット・カンパニー」の製品です。
バスケットの素材は、スキー板や野球のバットに使われるホワイトアッシュ材。
職人の手仕事によって、ピクニック用からランドリーボックスまで、さまざまなタイプのバスケットがつくられています
非常に丈夫な素材を使い、ハンドメイドでしっかりとつくられているので、本や雑誌入れにもぴったりだし、CDやDVDの収納にもよさそう。
内側には布地が張ってあり、タオルや寝具・衣類を入れても安心です。
蓋が平らな板なので積み重ねたときの安定感も抜群
で、これだけでも十分素敵なのだけれど、蓋の部分にハンドペインティングを施してみたら……なんともいえぬかわいらしさ! ぺっとりとしたペイントの色も、温もりある手描きのタイポグラフィも、100点満点の味わい。
ライン入れは2100円、文字は3字までで3150円とちょっぴりお高めですが、この変身ぶりは無視
できません
デッキチェアーや保存瓶も
文字やラインをサンプルの中から選んでハンドペインティング
イギリスの名ブランド「Deckchairstripes」の一人掛けスツール「event stool」。
カラーバリエーションは、ピンク、ブルー、ホワイト、イエロー。
33×35×43cm、9450円
◆カスタマイズはライン2100円、文字(3文字まで)3150円
同じくカスタマイズできるのが、一人掛けの「event
stool(イベントスツール)」。
イギリスの人気テキスタイルメーカー「Deckchairstripes(デッキチェアーストライプス)」のアイテムで、洗練された色合いのストライプ生地が特徴。
軽くて折りたためるので、室内でもアウトドアでも旅先でも、気軽に持ち運んで楽しむことができるのです
こちらも、脚部に文字やラインを入れるだけで、ぐっと愛らしくグレードアップ! ほかに、食材や調味料を入れておくのによさそうなガラスの保存瓶もあり
ところで、これらの製品のシリーズ名「ロブスター・ピクニック」の由来は? それはもちろん、ニューイングランド地方の名物であるロブスターから来ているのだとか。
ニューハンプシャー州やメイン州のゴツゴツした岩場が続く海岸沿いには、ロブスターシャックと呼ばれる小屋が建ち、ロブスターマンの仕事道具で
あるロブスタートラップ(仕掛け)が積み重ねられています
そして、小屋の外壁に掛けられているのは、カラフルにハンドペインティングされたロブスターブイ(浮き)。
雨風に打たれて風化した壁に映える色鮮やかなブイが、ロブスターマンたちの大切な目印になっているのだそうです
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