v11.0
- ID:
- 26267
- 年:
- 2012
- 月日:
- 1221
- 見出し:
- 枕崎駅舎再建へ柱8本寄贈 木材組合
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20121220-OYT8T01634.htm
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
枕崎市のJR枕崎駅に建設される駅舎に使われる柱8本が19日、枕崎木材組合(吉嶺忠組合長)から枕崎駅舎建設期成会(会長・神園征市長)に贈られた。
柱は30センチ角の杉材で、長さ3~4メートル。
組合が提供を申し出た。
駅横の建設予定地で贈呈式があり、吉嶺組合長が神園市長に杉板で作った目録を手渡した。
吉嶺組合長は「枕崎にふさわしい立派な駅舎ができれば、観光客も増え、町もにぎわう」と語った。
神園市長は「柱は、市民の思いが詰まった駅舎にふさわしい立派な大黒柱になると思う。
駅舎を市のシンボルとし、地域の活性化に生かしたい」と話した。
駅は2006年、周辺の再開発に伴って駅舎が取り壊され、ホームだけの無人駅となった。
市民などから再建を望む多くの声が寄せられたため、市は3月、商工観光団体などと一緒に期成会を設立。
募金活動を進める傍ら、駅舎の設計を行い、来年1月から着工して再建することを決めた。
駅舎はレトロ調の木造平屋建て(約52平方メートル)で、同3月頃に完成予定。
建設費は約1400万円で、寄付金のほか、県の補助金なども見込んでいる
fff: