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- ID:
- 26263
- 年:
- 2012
- 月日:
- 1220
- 見出し:
- 遊び場オープン 滑り台積み木
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20121219-OYT8T01580.htm
- 写真:
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- 記事
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「木育」本格スタート
木のおもちゃで遊ぶことを通して、子どもたちに木のぬくもりに親しんでもらおうという美濃市の「ウッドスタート事業」が今月から本格的に始まり、同市曽代にある道の駅「美濃にわか茶屋」に木製おもちゃの遊び場が新たにオープンした。
市が地元の公立専修学校「県立森林文化アカデミー」と包括協定を結び
、今年度から取り組んでいる「木育」の一環で企画。
遊び場では、地元や道の駅に立ち寄った親子が、楽しそうに遊ぶ姿がみられる。
(青山丈彦)
道の駅西棟の一角に開設された遊び場は「みの赤ちゃん木育ひろば」。
床には県産材のヒノキやスギの板と畳が敷き詰められ、木製の滑り台、丸形や楕円(だえん)形など様々な形の積み木で遊ぶことができる。
運営は地元のボランティア団体「子育て支援もみじっこ」に委託。
スタッフとともに、同アカデミーの学生もサポートしている。
利用できるのは、原則として0~2歳児とその親。
毎週火、水、金曜日の午前10時~午後3時まで無料で利用できる。
年内は21日までで、来年は1月8日から利用できる。
授乳室やおむつを交換するスペースもあり、1日10組前後の親子が利用しているという。
野菜を買いに道の駅を訪れた各務原市の主婦長谷川美希さん(32)は、長女の希(のぞみ)ちゃん(1歳6か月)と初めてひろばを利用。
「木の香りや手触りが優しく、安心感があります」と話し、希ちゃんと楽しそうに遊んでいた。
一方、美濃市は市内の1歳児約165人を対象に、オリジナルの木製おもちゃの無料配布も随時行っている。
縦約23センチ、横約28センチの木箱に22ピースが入った積み木は公募で選ばれたもので、市内の木工業者が製作した。
木育について、同市の西部真宏・民生部長は「木との触れ合いで、子どもたちが豊かな心を育てたい。
ひろばは親同士が情報交換したり、交流したりする場にもなっており、ぜひ利用してほしい」と話している。
問い合わせは同市健康福祉課(0575・33・1122)
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