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- ID:
- 25300
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0918
- 見出し:
- キクイムシ対策で視察 みなべ町備長炭生産者組合
- 新聞名:
- 紀伊民報
- 元UR(アドレス):
- http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=238738
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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和歌山県みなべ町内の製炭者でつくる町備長炭生産者組合(原正昭組合長)はこのほど、紀州備長炭の原木ウバメガシなどの広葉樹に穴を開ける甲虫カシノナガキクイムシの被害や対策について学ぶため、現地研修をした。
キクイムシによる県内の被害は、10年ほど前に三重県側から侵入して以降、徐々に広がり海岸線を北上しており、現在は上富田町で被害が確認されているという。
研修には、同組合の組合員の他、周辺自治体の製炭者、森林所有者ら約30人が参加。
キクイムシの被害が報告されているすさみ町の山林を訪ねたほか、県林業試験場(上富田町)が対策を検討するために取り組んでいる「おとり丸太」の現場を見学した。
原組合長は「キクイムシの被害は深刻な問題。
参加者一人一人が危機感を持つことで早め早めの対策につなげたい」と話していた
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