1. HOME
  2. 木の情報発信基地Top
  3. 7.木材林業
  4. 木材、木工ニュースアーカイブTop
  5.  
    ID:
     作業面でも、伝統手法は丸太の棚の上に乗って、よしずとわらを敷く手間がかかるが、今回の方法だと地上から資材をつるして広げるだけでいい。
    茶研は来年度には製品化のめどを立てたい考えだ 24255
    年:
    2012
    月日:
    0510
    見出し:
    被災わが家、器で再び 木工作家が持ち主に提供
    新聞名:
    河北新報
    元UR(アドレス):
    http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120510t15026.htm
    写真:
    【写真】
    記事
    東日本大震災の津波被害に遭った宮城県山元町で、木工作家の新沼正明さん(58)が被災した家屋の木材やがれきなどを器やアクセサリーに作り替え、持ち主に無料でプレゼントしている。
    既に引き渡した作品は約10点。
    震災で失われた思い出をよみがえらせる活動が、被災者を喜ばせている  独学で木工の技術を習得した新沼さんは6年前、山元町の山あいにギャラリー「無房」を開設。
    3年ほど前から、家の増築で伐採を余儀なくされた庭木などを作品の素材にする「思い出の木プロジェクト」に取り組んできた  がれきを使った作品の製作を始めたのは昨年6月。
    同町の海岸に流れ着き、知人が持ち込んできた丸太を見て「被災地を忘れないための作品を作りたい」と思い立った  その後、岩沼市の自宅が津波で全壊した友人から「思い出に残る品を作ってほしい」と依頼され、梁(はり)として使われていたヒノキで直径約30センチのボウルを製作。
    その出来栄えが評判を呼び、被災者からの注文が相次いだ  これまで、リンゴ型の小物入れや平皿などを製作した。
    材料は津波で大破して解体した家屋の柱、流された家の跡地に残った樹齢50年を超すツバキなどさまざま。
    新沼さんは大きさや材質にはこだわらず、「木と相談してひらめいたものを作品に仕上げる」という  新沼さん自身、大船渡市の実家が津波で流され、兄とおい、多くの友人を失った。
    悲しみをこらえ、「がれきだって大事な財産だ。
    俺ができるのは木を削ること」と創作意欲をかき立てる  「震災前の日常の記憶が被災者の心を支えるのだと思う。
    作品が昔を思い出すきっかけになればいい」と新沼さん。
    津波の塩害で樹木の状態は日に日に悪くなっているといい、「早く形にしてお返ししたい」と素材の提供を呼び掛けている  連絡先は新沼さん0223(37)2365 fff:

▲目次に戻る

創業1911年 
587-0042 大阪府堺市美原区木材通1-11-13 TEL:072-361-5501 FAX:072-362-3341
お問い合わせ  著作権・サイト関係  サイトマップ  迷子になった場合  V6.0
©2021 中川木材産業オンラインショップ  All Rights Reserved.