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- ID:
- 子どもたちの感想は上々。
同小5年生の田岡花さん(10)は「座りやすくて温かい。
肌触りはさらさらで木のにおいがする。
机の下にも潜り込みやすい」。
ばうむ合同会社の藤川豊文さん(48)は「県内の学校への普及を目指し、事務机なども考えていきたい」と話す。
問い合わせは同社(0887・76・3355)
へ
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- 年:
- 2012
- 月日:
- 0510
- 見出し:
- 高級宇治茶栽培に新資材
- 新聞名:
- 朝日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000001205090002
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
品質の高い宇治茶を作る際、直射日光を当てないための覆いにヤシの皮の繊維を使う新資材を開発したと、府茶業研究所(宇治市)が8日発表した。
よしずとわらを使う伝統的手法より簡単で、茶の品質も保てるとして普及をめざす
高級茶園では、新芽が出る4月ごろ、茶葉に覆いをかけて直射日光を当てない栽培方法により、渋みが少なくうまみが多い玉露や、抹茶の原料・碾(てん)茶を育てる。
400年余り前から続くが、覆いの材料の入手が近年難しいことなどから、伝統的手法による府内の栽培面積は全体の4%にまで減ってい
るという
茶研は2009年度から、国の補助を得て本格的な研究に着手した。
麻や竹、加工紙も試みたが、通気性や耐久性に難点があった。
そこで着目したのは、吸湿性に優れた自然素材のヤシ。
建築・土木資材や家具用にスリランカなどから輸入され、供給も安定しているという利点があった
神戸市の農業資材メーカーと共同でヤシの皮を繊維状に加工。
被覆材にして試験栽培したところ、茶葉の温度上昇が抑えられ、香りや味の品質も伝統手法とあまり変わらない結果が出た。
普及している黒色化繊を使う茶園より、むしろ品質は向上したという
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