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- ID:
- 24231
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0509
- 見出し:
- 南三陸町、地場木材で高台に宅地 名産サケで水産業復興
- 新聞名:
- 日本経済新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C889DE6E3E3E5E2E1E7E2E2EAE2E7E0E2E3E09EE2E3E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E1
- 写真:
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- 記事
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宮城県南三陸町は地震と津波で6割の世帯が被災した。
過去に明治三陸津波やチリ地震津波でも大きな被害が出た同町では今回の被災を受け、高台の山を切り開いて宅地を造成し、集団移転する計画だ。
豊富な森林資源を生かして木造住宅を整備するほか、名産品のサケを中心に水産業の復興も
推し進める。
町が実施したアンケートでは住民の7割が住まいを、6割が学校や病院などを高台に配置してほしいと求めた。
「仮設住宅を出るために、住宅整備を第一に進める」(三浦清隆・復興企画課長)方針だ
約1000戸の整備を計画する災害公営住宅の建設などに地場の製材品を活用する。
木材チップを使ったバイオマス発電など森を生かした新事業は宮城大学が町内に配置した復興ステーションの協力も得て構想を練る。
水産業復興の目玉はサケ製品の生産だ。
毎年稚魚を放流しており、成長したサケが秋になると町内の川に帰る。
被災した加工場の復旧を支援するほか、水産物や加工食品を直販できる道の駅を整備する計画も盛り込む。
バス高速輸送システム(BRT)による気仙沼線の仮復旧や三陸道の延伸に向け
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