v11.0
- ID:
- 同社は、市内外の家具関連会社と連携を図り、ベッドや店舗のカウンター、ティッシュケースなど「1点もの」の製作に取りかかる。
川本社長は、「個性的な製品ができる。
多くの人に使ってもらえるものを作っていきたい」と張り切っている。
問い合わせは、同社中須ショールーム
24229
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0509
- 見出し:
- 木画紫壇棊局:「からくり」に試行錯誤?
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/nara/news/20120508ddlk29040563000c.html
- 写真:
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- 記事
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聖武天皇が愛用したとされる正倉院宝物の碁盤「木画紫壇棊局(もくがしたんのききょく)」の内部の木製部品に、使用されていない穴や下書きとみられる線があることが宮内庁正倉院事務所(奈良市)の調査で分かった。
両側の引き出しが同時に開閉する「からくり仕掛け」を完成させるため、試行錯誤した痕
跡という。
調査結果は「正倉院紀要第34号」に掲載しており、ホームページでも閲覧できる
碁盤の両側には亀とスッポンをかたどった碁石入れの引き出しがあり、側面にはラクダや鹿を描いた象牙があしらわれている
同事務所がX線や内視鏡で内部を調べたところ、引き出しはクランク状の腕木でつながれており、腕木と引き出しの底板をつなぐ連結具に、金属鋲(びょう)を通すためとみられる複数の細い穴が開いていることが判明。
さらに引き出しの底板がかまぼこ形にくりぬかれている点や、盤の底板に曲線状の墨書
や格子状の線が引かれていることも分かった
碁盤には修理の跡が見られないことから、同事務所は「引き出しが滑らかに開閉できるように、制作途中で設計を変更した可能性がある」とみている
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