v11.0
- ID:
- 24228
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0509
- 見出し:
- 金属で端材活用新技術
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20120508-OYT8T01349.htm
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- 記事
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府中市鵜飼町の家具会社「佐々木木工」(川本一徳社長)は、木材の割れ目や節穴に金属を流し込む技術を開発し、3月初旬に特許を出願した。
これまで廃棄していた端材などが利用できるようになり、割れ目を埋める金属部分はデザインのアクセントとして目を引く
金属の塊や延べ棒を意味する「インゴット」と名付けた製法は、比較的安価なスズ中心の合金を使用。
人体に無害であること、融点が約250~260度と低いため、加工中に木材が燃える危険がないことが特長という。
川本社長によると、高級婚礼家具の産地として知られる同市の家具は、節目がなく、木目が奇麗な木材を使うことが多い。
使用するのは材料全体の25~40%で、変形や割れを含む端材は捨ててていたが、「環境のためにも、捨てる素材をよみがえらせることができないか」と川本社長が、同製法を考案し
た。
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