"2011年-電・三隅 石炭と混焼実験 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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    ID:
    49642
    年:
    2011
    月日:
    0204
    見出し:
    中電・三隅 石炭と混焼実験スタート
    新聞名:
    読売新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20110203-OYT8T01053.htm
    写真:
    【写真】
    記事
    浜田市三隅町の中国電力三隅発電所(石炭火力)で3日、山林に放置されてきた間伐材などを発電所の燃料として活用する実証実験がスタートした。
    採算が合わないとして、出荷せずに置き去りにされてきた木材を使うことで林業の活性化につながる上、石炭燃料に比べて二酸化炭素の排出量が削減でき るといい、効果が期待されている。
    (早川達也)  間伐材や伐採した木の枝など、山林に放置されてきた「林地残材」をチップに加工し、バイオマス燃料として、火力発電所で利用する取り組みは、各電力会社で行われており、中電は山口県の石炭火力発電所で2004年から、実証試験や本格導入を進めてきた。  三隅発電所でも導入を検討しており、今回、県内の森林組合や木材供給会社など21業者でつくる県素材流通協同組合(本部・益田市)から年間約3万トンの木材チップを購入することが決定。
    中電が約5億円かけ、木材チップの貯蔵庫やコンベヤーなどを整備した。  試験は「林地残材バイオマス石炭混焼発電実証試験」で13年3月まで約2年間。
    木材チップを石炭に混ぜて使用する。
    混入率は0・5%から始め、3%まで引き上げたり、長期間連続運転したりする。
    燃焼炉や燃料の粉砕設備などに問題がなければ、試験終了後に本格導入する。  実験によって、同発電所の二酸化炭素の排出量を年間2・3万トン減らせるという。
    この日、安全祈願祭があり、約50人が出席して試験の無事を祈り、同協同組合からのチップの搬入作業を見学した。  同発電所の大元宏朗所長は「二酸化炭素の排出削減に加え、林業の活性化にも貢献できる」と述べ、同組合の篠原憲理事長は「やむなく山に置いて来ざるをえなかった残材を、火力発電所で使ってもらえるのはありがたい」と話していた fff:

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